英キャサリン皇太子妃、健康な人生のために「今はお酒を滅多に飲まない」と告白|がんの経験を経て選んだ新たな習慣

英キャサリン皇太子妃、健康な人生のために「今はお酒を滅多に飲まない」と告白|がんの経験を経て選んだ新たな習慣
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山口華恵
山口華恵
2026-04-26

イギリス王室のキャサリン皇太子妃は、自身の健康意識の変化について語り、そのライフスタイルが大きな関心を集めている。

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「以前よりずっと意識するように」─がんを経て見直した日常の選択

2024年にがんと診断されて以降、イギリスのキャサリン皇太子妃は日々の習慣を見直し、とりわけお酒との付き合い方を大きく変えたという。その言葉が明かされたのは、2026年3月12日、ロンドンのサザーク地区にある醸造所を、夫のウィリアム皇太子とともに訪れた際のこと。ビール文化が根付く「バーモンジー・ビア・マイル」を巡る中で、グラスを手にした彼女は率直にこう語った。「診断を受けてからは、あまりお酒を飲んでいません。今は、以前よりずっと意識するようになりました。」それは、がん治療の経験に裏打ちされた重みのある言葉だった。2024年3月、キャサリン皇太子妃は自身のがん診断と予防的化学療法の開始を公表。同年9月に治療を終え、2025年1月には寛解状態にあることを明らかにした。現在は公務に復帰しつつも、健康を最優先にする生活を続けている。

飲酒とがんリスクの関係とは?

実際、アルコールとがんの関係は科学的にも明らかになっている。米国のアメリカ疾病予防管理センターによれば、飲酒は口腔、喉、食道、肝臓、乳がんなど、複数のがんのリスクを高める要因とされている。さらにアメリカがん協会も、アルコールは発がん性物質に分類され、「飲まない、あるいは控えること」がリスク低減につながると指摘する。特に女性は、体格や代謝の違いからアルコールの影響を受けやすく、一般的な指針でも1日1杯までが目安とされている。キャサリン皇太子妃の「意識して減らす」という選択は、こうした医学的根拠とも一致している。また、がん治療中および治療後の飲酒には、より慎重な判断が求められる。アルコールは薬との相互作用により副作用を強める可能性があり、治療後も再発や新たながんのリスクに影響する可能性が完全には否定されていない。そのため専門家の多くは、「控える」あるいは「避ける」ことを推奨している。

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日々の小さな行動からできることをコツコツと

一方で、キャサリン皇太子妃は極端に我慢しているわけではないようだ。2026年3月17日に行われた聖パトリックデーの式典では、伝統に従ってグラスを掲げ、兵士たちと乾杯する姿も見られた。ただし口にしたのはほんの一口。伝統や文化を大切にしながらも、自分の体と丁寧に向き合う、そのしなやかなバランス感覚が印象に残る。こうした選択は、私たちの日常にも静かに重なるヒントを与えてくれる。忙しさに追われるなかで後回しにしがちな健康も、「少し控える」「意識して選ぶ」といった小さな積み重ねから、確かに変えていくことができる。がんという経験を経て、自分にとって本当に必要なもの、そして手放すべきものを見つめ直したキャサリン皇太子妃。その控えめで揺るがない決断と日々の実践は、健やかに生きるためのヒントとして、すっと心に届く。

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モンズ兵舎で行われたアイリッシュ・ガーズ第1大隊の聖パトリックデーのパレードに、連隊長を務めるキャサリン皇太子妃が出席し、シャムロックを配った。イングランド・オールダーショット、2026年3月17日、Photo by Richard Pohle - WPA Pool / Getty Images

出典:

Kate Middleton reveals she rarely drinks alcohol after her cancer diagnosis during brewery visit: reports

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