ずっしり重く、ガチガチな背中と肩がふわっと軽くなる<寝る前たった1分>やさしいストレッチ

ずっしり重く、ガチガチな背中と肩がふわっと軽くなる<寝る前たった1分>やさしいストレッチ
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長時間のデスクワークやスマホ操作などで、1日の終わりには背中も肩もガチガチ…。そのまま寝てしまう前に、ゆったり呼吸しながら上半身をゆるめてみませんか?肩甲骨まわりからアプローチする、寝る前にぴったりのストレッチをご紹介します。

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背中と肩の不快感、いつものことだからと放置しないで

背中のこり
イラストAC

背中のはりや肩こりは多くの人が抱える悩みではないでしょうか。その大きな原因は、姿勢の悪さ・運動不足・ストレスなどで、肩甲骨まわりの筋肉が硬くなって、動きにくくなることです。特に、デスクワークやスマホ時間が長い人は、猫背や巻き肩になりやすく、肩まわりから背中にかけて、じわじわとこわばっていきます。この不快感をそのままにしておくと、筋肉のこわばりが進んで血流も悪くなり、疲れや痛みが慢性化してしまいます。さらに、凝り固まった体では呼吸が浅くなりがちで、心も体もリラックスしづらくなって、寝つきが悪くなることも。疲労や睡眠不足が続くと、筋肉の回復力を下げてしまい、背中や肩のガチガチ感がなかなか改善されないという悪循環にもつながります。「こんな違和感はいつものこと」と放置しがちですが、 その日のこわばりをこまめにゆるめることは、つらさをため込まないためにも大切です。

上半身をふわっと軽く、寝る前の背中&肩ほぐし

そこで今回は、そんな背中や肩のガチガチ感に効果的なストレッチをご紹介します。肩甲骨まわりをじんわりと伸ばし、背中の緊張をやわらげていく動きに加え、脇の下まわりをゆるめることで肩甲骨が動きやすくなり、背中全体のこわばりも自然とほぐれやすくなります。背中の硬さや重だるさが軽くなることで、呼吸が深まり、リラックス感も自然と高まっていきます。

やり方

チャイルドポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

1)細長く折りたたんだブランケットやタオルなどを横向きに置き、正座の姿勢から上半身を前に倒す。両手のひらをブランケットの上に乗せて、チャイルドポーズに。ゆっくりと呼吸を繰り返しながら、背中から腰を伸ばし、脇の下まわりの伸びも意識する。

針の
Photo by Kayoko Yoshida

2)右腕を体の下から左脇の下に通し、左方向へ伸ばす。右手のひらは上向きに、左手はブランケットの上に置いたまま。顔は下を向いたままか、首が痛くなければ左へ向けて、首もストレッチ。右の肩甲骨まわりから背中の中心にかけての伸びを感じながら、数回呼吸を繰り返してキープ。

3)終わったら右腕を戻し、左側も同様に行う。

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