【仰向け1分でOK】肩・背中の“ガチガチ詰まり”を流す「寝たまま肩回しストレッチ」
肩や首がガチガチにこりやすい。呼吸が浅くて疲れが取れにくい。今回はそんな時におすすめな肩周りから背中にかけてほぐせる、肩回しストレッチをご紹介します。寝転がった状態で行えるので、全身の力を抜きながら、肩・胸・背中の詰まりをまるごとリセットできるのが魅力です。大きく深呼吸をしながら、肩甲骨をゆるめる感覚を味わってみてください。巻き肩・猫背・浅い呼吸が気になる方にぴったりの動きです。
肩まわりが固まると起こりやすい不調
・肩が上がりやすく、無意識に力みが入る
・猫背や巻き肩がクセになり、姿勢が崩れる
・肩こり・首こりが慢性化しやすい
・呼吸が浅くなり、集中力・代謝・睡眠の質も低下
・胸の動きが制限され、背中が丸まって見える
こうした不調は、姿勢だけでなく、呼吸の浅さや精神的な疲れ感にもつながります。このストレッチは、肩まわりを開くことで内側から「自然な楽さ」を取り戻すことができます。
固まりがちな肩まわり〜胸〜背中を立体的にゆるめる
このストレッチでアプローチできるのは、肩・胸・肩甲骨まわりを立体的につなぐ筋肉群です。とくに、スマホやパソコン作業で前に引っ張られた姿勢を整え、本来の「開かれた姿勢」へ戻すサポートになります。
まず、肩関節を支える三角筋や棘下筋、小円筋などの深層筋に刺激が入り、肩の可動域が自然と広がる感覚が感じられると思います。また、大胸筋・小胸筋といった胸の筋肉が開かれることで、胸が広がり、浅くなっていた呼吸が深く入りやすくなる効果も。さらに、肩を回すことで背中の菱形筋や僧帽筋、前鋸筋といった姿勢保持に重要な筋肉にも刺激が伝わります。これにより、背中に“広がり”が生まれ、呼吸・姿勢・肩こりにトータルで働きかけることができるのです。
肩回しストレッチのやり方
①仰向けに寝転がり、左膝を胸の方へ引き寄せます。身体を右側へ倒し、両手を伸ばして手のひらを重ねます。
②上に重なっている左手を、頭の上から大きく背泳ぎの方向へ回します。肩甲骨根本から動かす感覚で行いましょう。反対側も同様に行います。
動画で動きを確認したい方はこちら
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