背中と二の腕をまとめて引き締める！座りながらたった30秒伸ばすだけ簡単エクササイズ

どうして“伸ばすだけ”で引き締めが叶うのか

ストレッチというと｢筋肉をゆるめる｣イメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。

長時間のデスクワーク、スマホ操作、家事などで、二の腕や背中の筋肉は常に｢サボりがち」。日常生活ではなかなか登場しない姿勢でのストレッチで、これらの筋肉に軽く負荷をかけることで、筋活動が促されて基礎代謝の向上やボディメイクにつながります。

また、ストレッチで肩甲骨まわりの柔軟性が高まると、巻き肩や猫背が改善されやすくなります。すると、背中や二の腕の筋肉が本来のポジションで働けるようになり、怠けていた部分にお肉がたまりにくくなる上に、ラインが引き締まって見えるように。姿勢が良くなると、見た目の印象はマイナス5歳になるんですよ。

さらに、今回ご紹介するストレッチは、ヨガ的な「伸ばしながら支える」要素が入っており、いわば“静的ストレッチ×軽い筋トレ”が叶います。ヨガでは、ポーズを止めたまま呼吸を保つ動きが多く、体幹や深層筋が自然と働くのです。ストレッチした姿勢をキープすることで、引き締め効果が生まれますよ。

では、そんな“伸ばすだけで引き締め”を叶える、簡単ストレッチをやってみましょう。必要なのは、椅子と30秒だけ。
忙しい朝や仕事の合間でも取り入れやすく、続けるほどに変化を感じられます。

さっそく実践！背中×二の腕シェイプストレッチ

姿勢改善、筋肉の活性化、そして見た目のシェイプアップまで狙えるこのストレッチ。
「たったこれだけ？」と思うかもしれませんが、毎日30秒の積み重ねで、後ろ姿がぐっと若々しく引き締まってくるはずです。ぜひ、朝のスタートや仕事の合間に取り入れてみてくださいね。

〈やり方〉

1)椅子に浅く腰かけて背すじを伸ばす。両腕を上げて、耳の横で頭をはさみ込むようにバンザイの形で両手を合わせる。

2)手の平を合わせたまま、肘を曲げて手を頭の後ろへ持っていく。

3)目線は正面をキープしたまま、30秒キープ。

●ポイント
肘が広がらないように、できるだけ耳の近くで保ちましょう。肩甲骨まわりに刺激が入り、たぷたぷ二の腕、背中に自然と効いてきます。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼