【後ろ姿で若返り】二の腕・背中…たるみが気になる部分がみるみる引き締まる〈座ったままスイミング〉

【後ろ姿で若返り】二の腕・背中…たるみが気になる部分がみるみる引き締まる〈座ったままスイミング〉
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年齢とともに気になってくる「後ろ姿」。姿勢が崩れ、背中や二の腕にたるみが出ると、実年齢よりも老けて見えてしまうことも…。 でも実は、イスに座ったまま“パタパタ”と腕を動かすだけで、見た目の印象がぐっと若々しくなり、肩こりまでスッキリ解消しちゃうんです。

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後ろ姿のたるみの原因は「巻き肩」?

加齢・長時間のスマホ・PC作業・家事などによって、肩が内側に入り込んでしまう「巻き肩」。この姿勢がクセになると、肩甲骨が動かなくなり、背中や二の腕に脂肪がつきやすくなってしまいます。
さらに、肩まわりの筋肉が凝りかたまって血流が滞ることで、肩こりや首こり、慢性的なだるさ、呼吸の浅さといった不調にもつながります。
見た目の変化が出る前に、体はすでにSOSを出していたかもしれません。

見た目も体も整う!チェアスイミング

今回は、ピラティスの定番エクササイズ「スイミング」をアレンジした「チェアスイミング」をご紹介します。
肩甲骨まわりを動かすこのエクササイズは、背中と二の腕の引き締めに効果的なだけでなく、肩こりや猫背など、日常の不調の改善にもつながる万能メソッドなんです。

チェアスイミングのメリット
・肩甲骨まわりを動かして、二の腕〜背中を引き締める
・猫背・巻き肩を改善して、美しい姿勢になる
・凝り固まった筋肉をゆるめ、肩こり・首こりが楽になる
・呼吸が深まり、自律神経が整いやすくなる
・イスがあればどこでもできて、毎日の習慣にしやすい

僧帽筋 菱形筋 イラスト
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とくに巻き肩改善に効果的な理由は、肩甲骨を内側に引き寄せる背中の菱形筋・僧帽筋中下部をしっかり動かせる点です。チェアスイミングでは、腕をパタパタと上下させるたびに、肩甲骨が背骨側に引き寄せられ、本来の正しい位置へと導かれます。

大胸筋 小胸筋 イラスト
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さらに、巻き肩を引き起こす大胸筋・小胸筋などの“胸の縮み”までやさしくリリースでき、前に丸まった胸まわりが自然と開きやすくなります。
姿勢が整うことで見た目はもちろん、肩こりや呼吸のしにくさまで改善されていくのです。

チェアスイミングのやり方

チェアスイミング
photo by Yukari Takayama

1)イスに浅く腰かけ、両足は床にしっかりつける。

2)背筋を伸ばして両手を耳の横まで持ち上げてバンザイをしたまま、上体を少し前に倒す。

3)腕をピンと伸ばしたまま、交互にパタパタと小さく上下に動かす。

4)30秒~1分ていど続ける。

ポイント
お腹を軽く引き入れて背中を丸めずにキープできる範囲で上体を前に倒すようにしましょう。深く倒しすぎて背中が丸まる、腰が反ってしまう、腕がだらんと下がってしまう場合は、倒しすぎです。今の自分の筋力に合った位置で、呼吸を止めないようにして動いてくださいね。見た目の変化はもちろん、気持ちまで前向きに整っていきますよ。

 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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