肩こりも「太りやすい」も背筋の衰えが原因?<背中のたるみ>に効く、タオルを使った引き締めポーズ
気づかないうちに進む「背中の筋力の衰え」。見た目だけでなく、肩こりや疲れやすさなどの不調につながることもあります。タオル1本を使うヨガポーズで、背筋を少しずつ目覚めさせましょう。
背中の筋力、思っている以上に衰えているかも?
年齢とともにお腹や二の腕のたるみは目についても、背中は意外と見逃しがちな部分ではないでしょうか?女性ホルモンの減少とともに筋力は落ちやすくなるため、筋肉は意識して使わなければ、どんどん衰えてしまいます。中でも背中は、自分の目に入りづらく、日常生活でも意識して動かす機会が少ないので、思っている以上に筋力が衰えているかもしれません。
背中のたるみ、見た目だけではないデメリット
背中の筋肉が衰えてくると、見た目以外にも体のあちこちに思わぬ不調があらわれやすくなります。
肩や首のこりが慢性化
背中の筋力が弱くなると、姿勢を保つための負担が肩や首に偏りやすくなります。こりや重だるさが抜けにくくなったり、長時間座っていると背中や腰がつらくなるなど、不快感が出やすくなります。
姿勢の悪化
背中まわりの筋肉は、体の土台を支える役割を担っています。筋力が衰えると背中が丸くなり、姿勢が崩れやすくなります。
代謝が落ち、太りやすい体に
背中には大きな筋肉が集まっているため、動かさない状態が続くと全身のめぐりが滞りがちに。冷えやすくなり、太りやすい体質にもつながっていきます。
呼吸が浅くなり、疲れやすい
姿勢が崩れると胸が縮こまり、自然と呼吸が浅くなります。浅い呼吸は、疲れやすさや気分の落ち込みの原因になることもあります。
こうした「なんとなくの不調」や「年齢のせい」と感じていた変化は、実は背中の筋力低下が関係していることが少なくありません。そこで今回は、タオルを使って背中の筋肉を少しずつ目覚めさせる、バッタのポーズをご紹介します。
タオル1本で背中のたるみ対策「バッタのポーズ」
バッタのポーズは、背中全体の筋肉をバランスよく使い、特に肩甲骨まわりや背中、腰の筋肉をじんわりと目覚めさせてくれます。タオルを使うことで、運動が苦手な方にもおすすめです。
<やり方>
1)うつ伏せに寝て、足は腰幅かそれよりも少し広い程度に広げる。タオルの端を両手で持ち、腕を背中の後ろに伸ばす。
2)息を吸いながら、上半身と足を少しだけ持ち上げる。腕は後ろに伸ばし続けて肩甲骨を軽く寄せるようにし、首の後ろを長く保つ。5呼吸前後キープ。
※腰に違和感がある場合は、足を床につけたままでOK。
4)息を吐きながら、ゆっくりと元に戻る。これを3〜5回繰り返す。
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