姿勢が良くなり、脚も軽くなる“足踏みダウンドッグ”で全身を気持ちよくめぐらせるストレッチ

 姿勢が良くなり、脚も軽くなる“足踏みダウンドッグ”で全身を気持ちよくめぐらせるストレッチ
photo by HINACO
HINACO
HINACO
2025-06-02

「なんとなく体が重い」「足が張っている」「背中がこわばっている」そんなとき、全身をひとつなぎでほぐすのにぴったりなのが、ダウンドッグの姿勢での“足踏み”ストレッチです。ただ静止するのではなく、交互にかかとを上下させながら足踏みをすることで、ふくらはぎ・太もも裏・足裏・背中まで、広い範囲を動かしながらゆるめることができます。リズミカルな動きと呼吸を組み合わせることで、体のめぐりが整います。一つの動作でたくさんのメリットを同時にゲットできる内容です!むくんでいる朝や疲れた日の夜などにサクッと試してみてくださいね。

広告

【足踏みダウンドッグ】は、どこに効く?

ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)
かかとを交互に踏み込む動きで、ふくらはぎ〜足首にかけて筋肉が動かされ、血流やリンパの流れが促進されます。デスクワークや長時間の立ち仕事で脚が重くなっている人に特に効果的です。

ハムストリングス(太もも裏)
膝を伸ばしながらかかとを下ろすことで、ハムストリングスにやさしい動的ストレッチがかかります。太もも裏の柔軟性が高まり、腰の引きつりや脚の可動域が改善されやすくなります。

背中・脇腹
ダウンドッグの姿勢そのものが、背中や脇腹にかけての広いラインを伸ばす効果を持っています。足踏みによって自然な揺れが加わることで、背面や脇腹の緊張がゆるみ、姿勢・呼吸機能の改善に効果的です。

このストレッチで得られる効果

ダウンドッグの姿勢で足踏みをするストレッチは、下半身から背中まで広範囲にアプローチし、全身を流れるようにゆるめてくれる、とても優秀な動的ストレッチです。
特にふくらはぎや太もも裏といった「立つ・歩く・支える」といった日常の動きに欠かせない筋肉に対して、交互にかかとを踏み下ろす動きでしっかりと刺激が入ります。これにより、滞っていた血流やリンパの流れが促され、脚全体の重だるさやむくみがスッと抜けるような感覚が得られます。

また、膝を伸ばしながらの足踏みは、ハムストリングス(太ももの裏側)の柔軟性を高め、腰まわりの緊張緩和に効果的です。腰痛予防や姿勢の改善においても非常に大切なポイントで「腰が伸びる」「骨盤が立ちやすくなる」といった体の変化を感じる人も多いでしょう。

身体の不調
photo AC

さらに、背中側背面や脇腹にかけてしっかり伸ばして広げることができ、背中のこわばりや縮こまった脇の下が自然とほどけていきます。呼吸と合わせて動くことで、身体全体の巡りが整い、自律神経のバランスが安定しやすくなるのも、このストレッチの大きな魅力。朝の目覚めや運動前のウォームアップ、長時間の座り姿勢のあとには、「体がのびのびとひらく感覚」や「自然に呼吸が深くなる変化」を感じやすく、1日のコンディションを整えるリセット習慣としてもおすすめです。

足踏みダウンドッグのやり方

①四つ這いの姿勢になり、両足のつま先を立ててお尻を高く天井方向へ持ち上げます。

足踏みダウンドッグ
photo by HINACO

②脇の下をしっかりと伸ばして広げながら、左右の踵を交互に足踏みを行いましょう。最初は30秒程度から始め、慣れてきたら徐々に秒数を伸ばします。

足踏みダウンドッグ
photo by HINACO

動画で動きを確認したい方はこちら

 

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

身体の不調
足踏みダウンドッグ
足踏みダウンドッグ
姿勢が良くなり、脚も軽くなる“足踏みダウンドッグ”で全身を気持ちよくめぐらせるストレッチ