背中で握手ができない人必見!猫背・肩こりも解消できる「体の後ろで手を組めるようになるストレッチ」
体の後ろで腕を上下に回して握手をすることはできますか?ヨガの「牛の顔のポーズ」でも行うこの動きは肩回りの筋肉の柔軟性が影響します。猫背や肩こり予防にも、背中の後ろで手を組みやすくするストレッチをご紹介します。
背中で握手ができないのはなぜ?
背中で手を組めない理由に、肩甲骨周りの筋肉の硬さが考えられます。腕を回して背中で握手をするためには、肩・胸・背中などの様々な筋肉が関係します。
さらに、上の腕と下の腕で動きが異なるため、それぞれに必要な柔軟性を得なければなりません。上の腕は高く上げて外に回し、下の腕は後ろにしっかり引いて内に回せてやっと背中で握手ができるため、難しいと感じたり、体の左右差により片側だけできたりすることがあります。
硬いままでは猫背・肩こりになる?
背中握手にも関わる胸側の筋肉が硬いままでほぐさずにいると、腕が前に引っ張られ背中が丸まり猫背になることがあります。肩や背中の筋肉の硬さもそのままにすれば筋肉の緊張が痛みやこりとして表れることがあります。
背中で握手ができるメリット
・肩こりや背中のこり予防、解消
・巻き肩の予防、解消
・猫背解消、姿勢の改善
・血行促進・睡眠の質の向上
背中で手を組めるようになるストレッチ
決して無理をせずに、痛みや不安よりも心地よさの勝る範囲で呼吸を深くしながら行います。1回で変化をあまり感じられなくても、コツコツと続けることで徐々に動きが良くなりますよ。
今回は主に壁を使って行います。
やり方
①あぐらで座ります。両腕を下に下げたまま肩を前後三回ずつ回します。
②壁を正面にして手のひら一枚分程スペースを空けて正座になりつま先を立てて座ります。
③両腕を真っ直ぐ伸ばして両手のひらを壁につけます。上半身を壁側にしならせて両腕をストレッチします。
④体の右側が壁側になるように横向きになりあぐらで座ります。この時手のひら一枚分程壁のスペースを空けます。
⑤右腕を真っ直ぐ上に伸ばし右手のひらを壁につけ、上半身を左側にややねじるようにして右腕をストレッチします。
⑥⑤から腕の位置を横・斜め下と変えて同様に腕を伸ばします。
⑦左腕も同様に行います。
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