長時間のPC作業やスマホで起こる【首こり・肩こり・頭痛】に効く!肩周りのガチガチ筋肉をほぐす運動


慢性的な首こりや肩こり。その原因は「僧帽筋(そうぼうきん)」の硬さにあるかもしれません。頚椎や肩関節、肩甲骨の動きに関わる大切な筋肉「僧帽筋」。硬くなった僧帽筋をほぐすストレッチを紹介します。
首こりや肩こりの原因になりやすい「僧帽筋の硬さ」
僧帽筋は、首から肩や背中にかけてある筋肉です。上部・中部・下部の3つに分かれていて、それぞれ働きが異なります。
・僧帽筋上部繊維…首の付け根から肩にかけての筋肉で、両手を上げたり、肩をすぼめたり、首を動かしたりする際に働きます。
・僧帽筋中部繊維…肩の上部から脇の位置の高さに位置する筋肉で、肩甲骨を寄せる際に働く筋肉です。
・僧帽筋下部繊維…脇の位置から下の部分に位置する筋肉で、肩を下げる際に働く筋肉です。

筋肉は動かさないとどんどん硬くなっていく
筋肉は動かさないと硬くなっていきます。パソコン作業やスマホ操作を長時間している人は、首や肩、背中を動かさない姿勢になりがち。僧帽筋が硬くなっていることが考えられます。
特に、僧帽筋上部繊維は、首の付け根から肩にかけてついている筋肉なので、頭が前に出る姿勢を長時間することで、負荷がかかり首こりや肩こりの原因に。さらに、筋僧帽筋上部繊維が硬くなることで、血の巡りが悪くなり、酸素不足からの頭痛を起こしてしまう可能性もあります。
ガチガチ僧帽筋をほぐすストレッチ
①四つ這いの姿勢からスタートします。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしてください。

②左手と左ひざの間に、右腕を通します。お腹からねじり、右肩を床につきましょう。可能であれば、目線は天井方向へ。肩に負荷がかかって痛みを感じる場合は、肩の下にブランケットや折り畳んだタオルを敷いて行いましょう。呼吸をしながら30秒ほどキープをします。

③四つ這いの姿勢に戻り、右手を天井方向にあげていきます。お腹からねじり、目線は右手の指先へ。呼吸をしながら30秒ほどキープをします。

④反対側も同じように行います。
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