【目の疲れと首こりは関連していた!】ただもむだけで目も首もすっきり軽くなる「後頭下筋群ほぐし」


パソコンやスマホの画面を見る機会が多い現代。視力に関わらず、多くの人が目や首の疲れを感じていると思います。本日は、作業の合間に取り入れて欲しい簡単なケアを紹介します。
眼精疲労と首こりの関係
眼精疲労は目の筋肉の疲労によるものですが、「同時に首のこりも気になる」という人が多くいます。実はこれは頭と首の境目にある後頭下筋群といわれる筋肉の疲労が関係しているから。ちょうど髪の生え際にあたる部分の深層部である後頭下筋群に注目してみましょう。
後頭下筋群はこりやすい
後頭下筋群は、大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋の四つの筋肉の総称です。これらの筋肉は姿勢維持に強く関わっていて、立っている時や座っている時、どんな姿勢の際も重い頭を支えるために力を発揮しています。
またこれらの筋肉は、眼球運動にも関係しています。実は私たちは目で何かを見る際、目だけを動かしているわけではなく、わずかに首も動かしいます。こういったことから、後頭下筋群はもともとこりやすい筋肉ともいえるでしょう。

目と首のこりをほぐす「後頭下筋群ほぐし
目を動かしているときに、自然と使われている後頭下筋群。ここをほぐすことで目の周りの筋肉のリラックスにつながります。それだけでなく、背中や首にある僧帽筋や板状筋にも刺激が入るので、首こりや背中のハリの解消にも効果的。普段からパソコンやスマートフォンを使うことが多い人は特に、さっそく実践してみてください。
(1) 少しうつむいた状態で親指を髪の生え際付近にあてる。
(2) 顔を少し起こして、親指で頭蓋骨を支えるように力を入れる。
(3) 2~3呼吸する間(30~40秒程度)、(2)の動作をキープする。
【注意事項】
・キープ中は目を閉じてゆったりと呼吸を続けてください。息を吐く時に余分な力を抜くようにします。
・後頭下筋群は首の深い位置にある筋肉です。小さな筋肉なので、刺激する際の力の強さには注意してください。気持ち良い程度の強さでじんわりと刺激しましょう。力を入れすぎると、緊張やストレスで硬くなることもあるので注意してください。

ほぐしの詳細は以下動画からも確認できます
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く