【眼精疲労にはこれ】寝て首を揺らすだけでパァ~っと目の前が明るく&体のコリもほぐれる後頭ほぐし
![【眼精疲労にはこれ】寝て首を揺らすだけでパァ~っと目の前が明るく&体のコリもほぐれる後頭ほぐし]( https://images.yogajournal.jp/article/222727/LCorh1WXluq9Ym1CjjsZnpS7KqONfvwnprutEjxo.jpeg )
![伊藤香奈](https://images.yogajournal.jp/writer/6fOGCqGf7xpWw8BM0Ec8ggNBf2HWULni7n9rlX2a.jpeg)
パソコンや携帯の見過ぎで、目がシバシバしたり、目の前がかすんだり、目をギューッと押したくなるような疲れ、ありませんか?目の疲れは放置しておくと、肩こりなど全身の不調にもつながります。
眼精疲労とは?
人の目は、遠くを見る時はリラックスしている状態で、近くを観ようとするほど、ピントを合わせるために目の筋肉(毛様体筋)に力を入れるため、疲労がたまりやすいです。
目に近いものを観ようとすればするほど、力が入るように働くため、パソコン仕事や携帯電話など近い距離で長時間過ごすことが多い現代では、目の筋肉は力が入ったままずっと休みなく働いている状態。夕方に目がかすんだり、疲れを感じるというのは、目の筋肉疲労が原因かもしれません(そのほか、エアコンによる乾燥、まばだき不足等、別の原因も複数が掛け合わさっていることもあります)。
疲れ目(眼疲労)と眼精疲労は、一見違いがないように見えますが、影響範囲に違いがあります。一般的に疲れ目は、一定時間休むことで回復したり、目薬等で緩和、改善していくものを差します。特に前記の通り、遠くを見ると目の筋肉がリラックスするのでオススメです。
それに比べて眼精疲労は、一定時間目を休ませても症状が回復せず、目の痛さ、涙がでる、目の中に光があってまぶしく見える、全体がかすむといった目の症状に加え、肩こり、頭痛、めまい、吐き気等、全身に影響を及ぼすものを指していきます。
目の疲れには、頭の後ろをほぐす!
眼精疲労になる前に、疲れを溜めない日々のケアを取り入れ、疲労の蓄積を軽減していきましょう。その際にオススメなのが、頭の後ろをマッサージすること。
![脳の視覚野](https://images.yogajournal.jp/article/221915/70iJ8MdMzWN8gcOf6Rhdx5gn1gniTIGD19rApqkh.jpeg)
イラストAC
首と頭との境目には「天柱」(生え際のあたり)や「風池」(耳たぶの延長線上の後ろ)という目のツボがあります。
また、首と頭の付け根には肩からの筋肉や後頭下筋群と呼ばれる首を支えるインナーマッスルもあり、近くを見る時の姿勢で疲労する筋肉が集まっており、これらが肩こりや背中のコリにもつながっていく原因の1つになります。首の後ろは、自律神経の中でもリラックスの神経=副交感神経が集まっている場所でもあり、首の後ろから後頭部周辺のコリや血流が悪くなることで、自律神経の乱れにもつながっていきます。
![首の筋肉](https://images.yogajournal.jp/article/221899/w9Cmc5bPKTaCgbW8kevQoda2qSZyUE2u5pxwQ4oX.jpeg)
頭から首の付け根を簡単にほぐすリリース
眼の疲れを感じたときは、遠くを見たり、目を閉じたりして目を休めることが第一優先ですが、さらに頭~首にかけての後ろ側をほぐしていくことで、首コリ・肩コリ・背中コリや頭痛などの全身に疲労が広がっていくのを防いでいきましょう。
*ヨガブロックや筋膜リリースローラーなど、10cm程度の高さと、適度な硬さがあるものを用意しましょう。
1)頭と首の付け根にブロックを当てて仰向けに寝る
2)付け根全体をほぐすように、首を左右にゆらゆらとゆっくり揺らす
3)硬いところが見つかったら、そこで小刻みに揺れたり、うなずく動作をするなどしてほぐしていく
4)1分程度行ったら、ブロックを外し、仰向けになって余韻を味わう
![アーチヨガブロックの頭の後ろほぐし](https://images.yogajournal.jp/article/221898/iWvBeLC7U9PocVVawu6XZ1EPtcj1nDcSlcbLN40w.jpeg)
▼動画でインストラクターの動きを詳しくチェックしてみよう
*アーチヨガブロックは、2024年6月21日から7月30日まで、クラウドファンディングで販売中。
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