目の疲れからくる肩こりや軽い頭痛をスッキリやわらげる!頭のツボを刺激する「うさぎのポーズ」
![目の疲れからくる肩こりや軽い頭痛をスッキリやわらげる!頭のツボを刺激する「うさぎのポーズ」]( https://images.yogajournal.jp/article/241798/pGg7frby3X9xmvFOpqsBU52J7Eih1TbL76f3MzEL.jpeg )
![吉田加代子さん](https://images.yogajournal.jp/writer/WOYKa7h5v64QZeyTl1QIo5byheUnzjHkuzLq7GQw.jpeg)
スマホやパソコンの長時間利用で目が疲れ、それに伴う肩こりや頭痛に悩まされることはありませんか?頭頂にある百会(ひゃくえ)と呼ばれるツボを刺激する「うさぎのポーズ」で、疲れやこりをやわらげてみましょう。
目が疲れると肩こりや頭痛につながるのはなぜ?
![目の疲れ](https://images.yogajournal.jp/article/241367/ONn4OhWtSxa3fVCCXjfQD9kUkGQMCPrbPrQaAPCC.png)
目の疲れが肩こりや頭痛を引き起こす原因として、自律神経の働きが大きく関係しています。
目の疲れが続くと脳がストレスを感じ、交感神経が活性化します。この状態が長引くと、体が緊張し、血流が悪化して肩や首の筋肉が硬直、肩こりや頭痛が生じます。また、交感神経が優位になることで、副交感神経の働きが抑制されて体がリラックスできなくなり、症状が慢性化することもあります。
これらの不調を改善するためには、目を休ませて自律神経を整えることが大切です。また、頭部にある「百会」というツボを刺激することも、リラックス効果を高め、症状の改善に役立ちます。
頭のツボ「百会」
![百会](https://images.yogajournal.jp/article/241263/EGwEB2xTyhJ5RbtECsufE5t355nj5Eg7vq0yBa2n.png)
「百会」は、多くの経絡(エネルギーの流れ)が交わる場所を意味します。このツボを刺激することで、次のような効果が期待できます。
・頭部への血行促進による、軽い頭痛やめまいの緩和
・目の疲れや顔のむくみの軽減
・肩こりや首こりの緩和
・自律神経のバランスを整え、心身の緊張やストレスの軽減
今回は、百会のツボを刺激できる「うさぎのポーズ」をご紹介します。このポーズでは頭が心臓よりも低い位置に来るため、血流がおだやかに頭部に巡ります。
頭頂のツボを刺激する「うさぎのポーズ」
※ 首を痛めている方や、頭を下げるとめまいやふらつきを感じる方、緑内障などで眼圧が高い方はこのポーズを避けてください。
<やり方>
① 正座から上半身を前に倒しておでこを床につける(チャイルドポーズ)。
![チャイルドポーズ](https://images.yogajournal.jp/article/241365/HRXU60mbKgLXR4oxT1HIvTPE91ImHXCM0dmeCIkl.png)
② 両手を顔の横につき、息を吸いながらお尻を持ち上げていく。このとき、頭の接地部分をおでこから頭頂の方へ少しずつ移動させる(床が固い場合は、頭頂の下にタオルをあてると負荷が軽減される)。首の後ろから背中にかけての伸びも感じながら、3-5秒程度から始め、慣れてきたら少し長めにキープ。
![うさぎのポーズ](https://images.yogajournal.jp/article/241366/YvsHriARXhc8x41W4YIm5AEIywgno5ZEXwBDnonO.png)
③ 終わったらお尻を下ろし、チャイルドポーズで少し休んでから頭を起こして起き上がる。
※首の後ろに過度な負担がかからないように、お尻を上げたり下げたりする動作はゆっくりと行う。
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