【更年期世代のツライ肩こりに】40代からの肩こり、首こり、頭痛、眼精疲労にはこれが効く!


肩こりが40代に入って急にひどくなった…こんな人は少なくありません。なかには、肩こりがひどくなると頭痛がしたり、目の疲れを感じるという人もいるでしょう。実は、女性は40代、50代の更年期に入ると、肩こりを感じやすくなる人が急に増えてきます。その理由は何か、また、つらい肩こりや首こり、頭痛、眼精疲労の自分でできるケア方法を紹介します。
なぜ更年期には肩こりがひどくなりやすいのか
先日、このような質問が届きました。
「マッサージをしても寝ても、お風呂に入っても、もう、何をしても肩がこるんです。そして、こりがとれません。頭痛や目の疲れもあります。何かよい方法はありませんか」(40代女性)
実は、40代、50代の女性は、肩こりに悩む人が増えてくるのです。ちょうどこの年代にあたる更年期には、女性ホルモンが体内で大きく低下してしまいます。女性ホルモンには血管を強くしなやかに保つ役割がありますが、女性ホルモンが急激に低下すると、血管が細く硬くなりやすくなります。すると、血管を流れる老廃物が滞りやすくなり、肩こりなどの症状につながってしまうのです。
そこで今回は、肩こりを解消するために自分でできるケア方法を3つ紹介します。自分で肩こりケアができるようになると、マッサージや整体に通う回数も減らすことができ、節約にもつながるので、おすすめです。
肩こりケア【1】肩甲骨を動かす
1つ目のケア方法は、肩甲骨を動かすことです。
肩甲骨は、背中の上の方、左右にある天使の羽のような形をした骨です。手の甲を腰に当てると背中の上のほうにぽこっと出てくる骨で、上下左右に動かすことができるという特徴があります。この肩甲骨をしっかり動かすと、肩甲骨周りの筋肉が動き、その部分の血流が改善します。すると、肩こりの原因である老廃物を血液の力で流し出してあげることができるようになるのです。

今回は、体操で肩甲骨を動かす方法を2つ紹介します。
肩甲骨を寄せる体操1
①ひじを曲げたまま両手を上に上げる。

②左右の肩甲骨の間をぐっとよせながら、ひじを少し軽く後ろにひく。

③②の状態で、ひじを上げ、ゆっくりと下げる。10回繰り返す。
肩甲骨を寄せる体操2
①両腕を肩の高さまで上げ、ひじを90度に曲げる。ひじから手先までを顔の前でぴったりとあわせる。

②両腕を左右に開く。ひじをしっかり引いて、肩甲骨を寄せるイメージで。

③ゆっくりと①に戻る。②と③を10回行う。
ほかにも、ひじを大きく回したり、肩を上下に動かすことも、肩甲骨周りの血流改善につながります。
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