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肩こりケア【2】胸鎖乳突筋をしなやかに保つ
2つ目は、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)をしなやかに保つことです。
胸鎖乳突筋とは、顔を横に向けたとき、顔と逆側の首のところに出る筋のような部分です。鎖骨と頭蓋骨の乳突起(耳の後ろにある出っ張り部分)をつなぐ筋肉なので、胸鎖乳突筋と呼ばれています。
今回はこの胸鎖乳突筋をしなやかに保つための2つの方法を紹介します。
胸鎖乳突筋のストレッチ
①斜め上を向いた状態で、首を軽く横にひねる。
②顔と反対側の胸鎖乳突筋がストレッチされているのを感じながら、5秒間キープする。
③反対側も行う。
胸鎖乳突筋は、パソコン作業や家事などで下を向きがちな生活が続くと、弱りがちです。この筋肉が弱ると、顔にたるみが出やすくなったり、頭への血流が悪くなって頭痛の原因になってしまったりすることがあります。そのため、胸鎖乳突筋をしっかりストレッチして、しなやかに保つことで、とても快適にすごすことができるようになります。
胸鎖乳突筋をなでる
胸鎖乳突筋の周りの血流を良くするには、胸鎖乳突筋を下から上へとなでてあげるのもおすすめです。
化粧水をつけるときに顔だけでなく首周りまでつけてあげるだけでもかまいません。そのとき、しっかり下から上へなで上げるようにしておくと、顔のむくみ予防になったり、シミやしわの予防にもつながるので、おすすめです。
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AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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