【もりもり肩をストン】首こり肩こりもスッと楽になる経絡ストレッチ
もりっと上がった肩。上半身を大きく見せてしまうだけではなく、首や肩の血行も悪くなり、首こりや肩こりの原因にもなってしまうんです。経絡にも働きかけるストレッチで、綺麗でスッキリした肩を手に入れましょう。
肩がもり上がる理由
肩がもり上がってしまうのは、僧帽筋という首から肩、背中にかけてついている筋肉と深い関係があります。僧帽筋はついている場所によって働きが違い、肩をもり上げる原因となるのは僧帽筋の上部です。
僧帽筋上部は肩甲骨を上げる働きがあり、長時間作業をしたりストレスを受けたりすると硬くなりやすいという特徴があります。交感神経とも関りが深いため、緊張でさらにガチガチになってしまいます。デスクワークを始めとした作業、ストレス、過緊張により僧帽筋上部が硬くなると、肩甲骨が上がった状態、つまり、肩を引き上げたままの姿勢が常にり「もりもり肩」になってしまうのです。
他にも、胸や鎖骨まわりが縮むと肩が前に引っ張られてしまい、バランスを取るために僧帽筋上部が余計に緊張しやすくなります。
さらに、呼吸が浅いと鎖骨や肩まわりだけで呼吸しようとして、より肩が上がりやすくなります。
経絡にも働きかけるストレッチ
僧帽筋上部は、頭の後ろ・頚椎から鎖骨・肩甲骨の上の方についています。前述した通り、ここが緊張すると肩が上がるため、ストレッチするには肩と首の距離を離す必要があります。日頃から肩を上げてしまうクセがついていると、いざストレッチをしようとしても体はすんなり言うことを聞いてくれません。そこで、タオルを使って肩甲骨を動かし、勝手に肩が下がるポジションをつくります。無理をしなくても良いポジションをつくれるため、胸や鎖骨まわりも開き呼吸も深まりますよ。
今回ご紹介するストレッチは、肩や首を通る三焦経(さんしょうけい)・小腸経の経絡も伸ばせるため、経絡の滞りが解消されることによる肩こり・首こりの改善や自律神経のバランス調整効果も期待できます。
肩が整うメリット
肩が良い位置にストンとおさまると、首こり・肩こりが楽になる上に、鎖骨が綺麗に開いて首も長くなるため抜群の小顔効果があります。首や肩の血行が良くなることで肌ツヤも良くなり、高い化粧品を使うよりも嬉しい変化を実感できるはずです。
肩の経絡ストレッチのやり方
1)細長いタオルを左肩にかけ、右手の親指を下に向けながら後方に引き、背中側でタオルの端をつかむ。
2)左手で前に垂らしたタオルをつかみ、右の骨盤方向に向けて軽く引っ張る。
3)息を吐きながら首を左に傾けて、数呼吸過ごす。
4)反対側も同様に行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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