女性器をケアすることはなぜ大事なのか|植物療法士から見た「センシュアリティケア」の必要性
「女」としての自分を見つめて
確かに、私たち日本人女性は、いつまで経っても「女らしい」ことに、なぜか嫌悪感を抱くよう刷り込まれているかもしれない。過去には「女性は家に入るべし」と言われていたが、もう平成も終わろうとしている。男性と対等、いやそれ以上にパワフルに働き、育児や子育てまでする女性がめずらしくない時代になったからこそ、「女」を押し殺すのではなく、「女」としての自分を見つめなくてはいけない。
「フィトテラピーを活かして女性ホルモンのバランスを整えることはもちろん、今はセンシュアリティケアの重要性についてもセミナーなどでお伝えしています。忙しい女性にこそ始めてほしいと思っているのがデリケートゾーンのケア。腕に比べて約42倍の経皮吸収率であるデリケートゾーンは角質層がなく、粘膜が表出している部分です。髪や顔のケアには手間とお金をかけているけど、自分のデリケートゾーンは見たこともないという方が本当に多いです。しかしデリケートゾーンケアをすることで自身の膣まわりと向き合って女性性に目を向けることはとても重要。1人でも多くの女性がこの必要性に気づいてくださったら、と願っています」
次回は南上さんに、センシュアリティを高める女性ホルモンケア、よくあるデリケートゾーンのお悩みや具体的なケアの仕方について教えて頂きます。これからケアを始めてみようと思っている方、必見です!
お話を伺ったのは…植物療法士・南上夕佳さん
AMPPマスターフィトテラピスト。20代で心身ともに体調を崩し「若年性更年期障害」を引き起こす。その時に出会った、フィトテラピー(植物療法)により回復。現在は、ルボア フィトテラピースクールにて副代表・講師を務める傍ら、「INTIME ORGANIQUE」ブランドインストラクターとしてセミナーなどに登壇。インスタグラムアカウントはこちらから。
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