【反り腰にメリットなし】インナーマッスルを鍛えて正しい姿勢を手に入れる20秒トレーニング

 【反り腰にメリットなし】インナーマッスルを鍛えて正しい姿勢を手に入れる20秒トレーニング
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女性に多い「反り腰」姿勢。お尻が上がって見えるため一見良い姿勢のように思えますが、実は良いことはありません。一体なぜなのでしょうか?

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反り腰セルフチェック方法

まずは自分がどうなのか、セルフチェックから行っていきましょう。

<セルフチェック方法>

1)壁に沿って立ちます。

2)あごを引いて、頭の後ろ・お尻・かかとを壁につけます。吐く息でリラックス。

3)腰から少し上のスペースに、手のひらが入るかどうかチェック

スムーズに入ってしまうかたは反り腰傾向にあるかもしれません。

なぜ反り腰姿勢になってしまうの?

私たちの筋力は年々低下していきます。日々運動やトレーニングをしていれば別ですが、多くの方は日々の仕事や家事育児に追われ、自分の体づくりの時間が作れていません。

だんだん筋力が落ち姿勢が悪くなると骨盤が前傾します。しかし、体は自然とバランスを取ろうとして腰を後ろに反ろうとします。これによって反り腰姿勢が生まれるのです。

特に女性は男性に比べて元々筋力が少ない上に、ヒールなどの高さがある不安定な靴を履くことが多く、体の前側に重心がかかり、腰を反らしてバランスを取ろうとします。それらが原因で反り腰になりやすいと言われています。

どうやったら反り腰は直せるの?

大事なことは落ちてしまった筋力・インナーマッスルを取り戻すことです。姿勢が悪化していくと腰や肩の痛みを悪化することはもちろんですが、体の疲れがしっかりとれないといった悪循環も生みます。

「今は痛いところもないからいいや…」という方も、反り腰セルフチェックで反り腰タイプかも?と当てはまったのならば、今からぜひトレーニングして体を鍛えていきましょう。

正しい姿勢を手に入れる20秒トレーニング

<やり方>

このトレーニングはマットやお布団の上でできます。寝る前に行うなどルーティーンにするのがおすすめです。

反り腰
photo by KogaNatsumi

1)マットの上に仰向けになり、両手は上に、脚は膝を曲げます。この時、腰が床から離れないよう、おへそを背中に引き入れる力を入れてみてください

2)そのまま20秒キープ

3)もう少し強度を高めたい方は、息を吸いながら左腕と右脚を伸ばします。息を吐きながらで元の位置に戻ってきましょう。どのタイミングでも腰が浮かないように意識を向けましょう。

反り腰
photo by KogaNatsumi

4)交互に3~5回動かします。余裕が出てきたら10回を目指しましょう。

最初はきついかもしれないけれど、諦めないで

反り腰を直すことは簡単ではありません。意識して筋力を使っていてもこれまで積み重ねた分を解消するには時間が掛かります。途中で諦めたくなるかもしれませんが、今から始めることでもっと体が軽く感じるときが来るはずです。一緒に頑張りましょう。

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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