【寒さやスマホ操作で縮こまりがちな胸】ガチガチの胸をゆるめるブランケットを使った簡単ポーズ
スマホを使って背中を丸めていたり寒さで肩をすくめて上半身を縮めてしまうなど、胸が縮こまっている時間が増えていませんか?意識的に胸を開いて硬まった部分をゆるめてあげましょう。
胸を開いてゆるめることの効果は?
普段から猫背が気になる人、スマホ利用やデスクワークの時間が長い人は胸の筋肉が硬くなりがちです。
硬い胸の筋肉は首コリや肩コリ、悪い姿勢の定着などにつながります。胸を開くことでこうした体の不調を改善させる他にも、呼吸がしやすくなったり、気持ちを前向きにする効果なども期待できます。
今回は丸めて筒状にしたブランケットを使ったリラックスポーズで、簡単に楽に胸を開く方法をご紹介します。
背骨に沿って背中をサポート
胴体の中心部分が少し高くなることで、両肩が楽に下がり、胸が開いて周辺の筋肉もゆるみます。
やり方
1)丸めたブランケットの上に後頭部と背骨が乗るように仰向けになり、両膝を立てる
2)両肩を床に安定させて、両腕は胴体の横に楽におく
3)体の前面が左右にほんの少し開いている状態を感じながらゆっくりと呼吸を続ける
魚のポーズ(簡易版)
通常の魚のポーズは人によっては首に負担を感じますが、丸めたブランケットを使えば首のことを気にせず楽にできるのでおススメです。
やり方
1)丸めたブランケットを横向きに置き、胸の下(背中側)にブランケットがあたるように仰向けになり、両膝を立てる
2)両腕を肩の高さで横にのばし、肘を曲げて指先を頭の方へ向ける
3)猫背の時に縮こまっている部分が伸びているのを感じながら、ゆっくりと呼吸を続ける
ブランケットの厚みが少ない、上半身を乗せるとつぶれてしまうなどが気になる場合は、枚数を増やしたりヨガマットを芯にしてその周りにブランケットを巻いても良いですが、ほんの少し高さがつくだけでも胸の開きは十分に感じられます。大きく開くことよりも、ほんの少しの高さでも気持ち良く開くことの効果を感じてみましょう。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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