【長時間デスクワークで心身がぐったりな時に】肩こり&姿勢改善&やる気をアップする「一石三鳥ヨガ」

 【長時間デスクワークで心身がぐったりな時に】肩こり&姿勢改善&やる気をアップする「一石三鳥ヨガ」
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中村優希
中村優希
2022-08-07

デスクワークが長時間になると、肩がこったり、姿勢が悪くなったり。やる気も下がってきますよね。そのお困り、すべて長時間の同じ姿勢でいることによる「背骨周りの硬さ」が原因かもしれません。肩こり、やる気ダウン、姿勢の悪さに効果のある、一石三鳥のヨガメゾッドをお伝えします。

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長時間の同じ姿勢で理想の「S字カーブ」が崩れる

本来私たちの背骨は、横から見ると自然なS字カーブを描いています。ですが、長時間同じ姿勢だったり、運動不足だったりすると、自然なS字カーブが崩れてしまいます。そんなNG姿勢を続けていると、筋肉のバランスも悪くなり血行不良に。肩こり、腰痛、ぽっこりお腹など……さまざまなトラブルにつながります。

背中が固まると気持ちも沈みがちに

特に、長時間のデスクワークをしている人や、スマートフォンを使う時間が多い人は、肩が前に入りやすい姿勢になり、背中が丸まってしまうため、背骨周りの筋肉はガチガチになっています。背骨には自立神経が集中しているので、背骨周りの筋肉が硬くなると、うまく自律神経のバランスが切り替わらずに、体だけでなく心の不調にもつながります。また、背中が丸まっていると気持ちも内向的になり、気分が沈みやすくなるとも言われています。

背骨を動かすといいことがたくさん!

●全身の凝りや痛みの緩和

背骨は体の中心軸となる部分。中心軸をほぐせば、体全身の血流がアップ。背中のこりがほぐれるだけではなく、肩こりや腰痛など全身の不調の改善が期待できます。

●姿勢改善

背骨周りの筋肉がほぐれることで、背骨が本来の自然なS字カーブに。背骨は骨盤とも連動して動いているので、背骨が正しい位置に戻れば骨盤の歪みも整い、猫背や反り腰などの姿勢も改善。美しい立ち姿勢につながります。

●やる気アップ

背骨の周りには自律神経が通っているので、背骨周りをほぐすと自律神経のバランスも整いやすくなります。また、自律神経と呼吸には深い関係が。自律神経のバランスが整うことで呼吸も深まり、気持ちが元気になりやる気がアップします。

座ったままでできる「背中ほぐし」ヨガメゾット

1.あぐらの姿勢で座ります

肩こり
photo by Yuki Nakamura

2.両手を胸の前で組み、息を大きく吸います

肩こり
photo by Yuki Nakamura

3.息を吐きながら背中を丸め、両手を前に伸ばします

肩こり
photo by Yuki Nakamura

4.息を吸いながら天井方向へ伸び、背骨をしならせます

肩こり
photo by Yuki Nakamura

5.これを3〜5回ほど繰り返します

6.息を吸いながら両手を広げ、胸を大きく開きます

肩こり
photo by Yuki Nakamura

7.息を吐きながら背中を丸めて、両手を前に伸ばします

肩こり
photo by Yuki Nakamura

8.これを3〜5回ほど繰り返します

9.息を吐きながら両手を下げ、腰の後ろで手を組みます

肩こり
photo by Yuki Nakamura

10.息を吸いながら胸を開き、3〜5回呼吸します

肩こり
photo by Yuki Nakamura

11.息を吐きながら両手をほどき、元の位置に戻します

肩こり
photo by Yuki Nakamura

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AUTHOR

中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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