【心の専門家が解説】コロナ禍の今、心の休憩を取るべき理由と「7つの方法」
1.漸進的筋弛緩法を実践する:
この方法では、体の様々な筋肉群を緊張させて解放することを知ることができます。ゴールドマンさんは、リラックスしようとしたときに自分がどれほど緊張しているかを知るのに役立つと言います。「体のどこで緊張が起こっているかを知れば、リラックスする方法がわかるようになります」と彼女は言います。
2.音楽を色々試してみる:
音楽は心の休憩の強力な味方になります。「精神を集中し、音楽を聴いているとき(好みに関係なく)、精神のほぼすべての領域への血流が増加していることが脳の画像検査で示されます」とクックさんは言います。「音楽のメロディーに合わせて自由に思考するようになるだけでなく、脳は血流とニューロンの発火を初期化します」。ビートのリズムに体が乗って、体の内部に一致するような音楽をかけましょう。たとえば、怒っている場合は、穏やかな音楽を流さないでください。音楽の雰囲気が体と同期していないため、かえってイライラします。「音楽を現在のエネルギーレベルに合わせてから、曲を切り替えて、体が必要とする場所へと移動させていきます」と彼女は述べます。必要なのは2〜3曲です。お気に入りのCE(クリーン・イーティング/可能な限り自然に近い状態の食品を摂取する食事スタイル)レシピを作りながら試してみてください。ここに、あらゆる種類の料理のための音楽プレイリストがあります。
3.呼吸を練習する:
深呼吸について何度も何度も耳にしたことがあるのには理由があります。簡潔に言うと、深呼吸は効果があります。深呼吸をするには、家の中でストレスと関係のないスペースを見つけるか、外に出てください、とゴールドマンさんは言います。落ち着くと感じたら、寛いで息を吸い込み、ニーズに合わせて呼吸します。神経系のバランスをとるため、例えば2カウントなど同じ量のカウントで息を吐きます(したがって、2カウントで息を吸い、2カウントで息を吐きます)。ストレスや不安を感じていますか?それなら、息を吐く長さを2倍にします。無気力を感じますか?吸う息の長さを2倍にします。これは、数分間で行えるいくつかの呼吸法を紹介したすばらしいビデオをご紹介しましょう。
4.子供の頃に好きだった活動や趣味をトライする、もしくは新たなものを見つける:
基本的な生命の維持(睡眠、食事、運動、仕事など)とは関係のないことをするときはいつでも心がリラックスできます。「心の休憩は、心がリラックスし、クリエイティブになり、警戒心が常に全くない状態で、前向きな気持ちや感覚で満たされる何かに集中できているときに起こります」とクックさんは言います。また、大人の塗り絵が流行っている理由もこのことによると彼女は言います。
5.読書で寛ぐ:
フィクションを読もうが、ノンフィクションを読もうが、テープで本を聴こうが、いずれも心の休憩を得られます。「読書は、あなたがその瞬間に存在し、集中するでなく、視覚的な想像力をも必要とします。これもまた、“今ここ”での集中を必要とします」とクックさんは言います。
6.嗅覚を働かせる:
何か独特の香りや非日常的な香りを嗅ぐと、意識がそこに向き、即座に心の休憩を行うことができます。そのため、クックさんは一般的な活動に新しい香りを導入することを提案しています。例えば、大きなオレンジをシャワールームに持っていき、シャワーを浴びながら、皮をむき、匂いを嗅ぎ、顔に押し付けます。または、ストレスを解消することが実証されているアロマテラピーの香りを試してみましょう。
7.体を動かす:
あなたがフィットネス志向の魂を持っている人なら、動きがいかに活力を与え、精神的な不調から脱出させてくれるかを知っています。ジムに行って運動するのを待つ必要はありません。デスクワークが多い人なら、代わりに1日を通してムーブメント休憩を取りましょう。時間がなければ、椅子の上でストレッチをしても良いでしょう。外に出て数分でも良いので体を動かすことができればより効果的です、とゴールドマンさんは言います。
教えてくれたのは…カレン・アスプさん
カレン・アスプさんはフリーランスのジャーナリストであり、作家でもある。自身もヴィーガンであり、ヴィーガン、健康、フィットネス、ダイエット&栄養、動物、旅のジャンルの執筆を中心に行っている。Twitter @karenaspwriter
ヨガジャーナルアメリカ版/「Why You Should Slow Down and Take a Mental Break」
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ヨガジャーナルアメリカ版
全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。
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