後屈が苦手に感じる4つの理由と上達のためのおすすめヨガポーズ
体側が十分に伸ばせていない
背中や胸が伸びるということは、同時に体側も伸びています。この部分を意識することも忘れないようにしましょう。
ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
やり方
1. 四つん這いから、息を吐きながら両膝を持ち上げてお尻を斜め後ろへ持ち上げる。
2. 座骨が斜め後ろを向き続けるように両手でしっかりとマットを押し、腕から腰までが斜め一直線のラインを保てるように背中と体側を伸ばす。
3. 脚は無理に伸ばそうとせず、膝を曲げてかかとが浮いた状態でもOK。上半身の伸びを保つことを優先させる。
4. 首の力を抜いて数呼吸続け、最後の吐く息が終わったら膝をおろしてチャイルドポーズで休む。
ローランジのアレンジ
膝を下ろしている側の腕を頭上に伸ばして反対側に倒れて体側をストレッチ。下半身強化と同時にできます。バランスがとりづらい場合は下ろしている手の下にブロックを置いてサポートすると良いでしょう。
後屈を「腰を反らせる」ポーズとだけ捉えてしまうとポーズをとっている最中に腰ばかりを意識して、体の他の部分から意識が離れてしまいます。体はつながっているので、どこか一か所だけを集中的に動かそうとするのではなく、つながっているその他の部位も意識することが大切です。背骨全体が気持ち良く伸びているか(押しつぶされているような部分はないか)にも気をつけて、安全に心地よくポーズがとれるよう、焦らずに少しずつ練習していきましょう。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人にヨガを身近に感じてもらえることを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo
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