【前屈よくある間違い】前屈苦手な人が最初に曲げるべき意外な部位とは?

 【前屈よくある間違い】前屈苦手な人が最初に曲げるべき意外な部位とは?
Kanako Noguchi

一生懸命練習しても、前屈が深まらない…。それは、もしかしたら〇〇が曲がっていないからかも知れません。

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ミス
前屈がなかなか深まらないのはなぜ…?

太陽礼拝でも登場する、立位前屈のポーズ。立って前屈をする時、「手が床に届くかどうか?」を指標にしていないでしょうか?実は、立位前屈で手が床に届く/届かないは全く気にしなくて大丈夫です!それよりも、体のある部分をしっかり曲げることが一番のポイント。それは『股関節』です。

前屈のポイントは股関節の屈曲

股関節とは、骨盤と太腿の骨で構成されている関節です。もし股関節を動かさずに前屈しようとしても、ただ背中が丸まるだけ。ポイントは股関節の屈曲、つまり腿の付け根を折りたたむように意識しながら前屈をしていきます。

「股関節から動かしたらいいことはわかったけど、腿裏が痛くてうまくいかない…」という方にこそ〇〇を曲げてほしいです!それは『膝』です。

まずは膝を曲げましょう

太腿の付け根から前屈しようとすると、腿裏の痛みを感じる方も多いのではないでしょうか?それはハムストリングという腿裏の筋肉がピンと張っていることが原因です。膝をしっかり曲げると、このハムストリングの張りが緩み、筋肉にゆとりが生まれます。まずはこの状態で前屈に取り組んでみましょう。

立位前屈のポーズ/ウッターナーサナ

やり方

1.両足を腰幅にして立ち、膝を曲げる

膝
しっかり膝を曲げることで腿裏が楽になります。

2.手の指をそろえてチョップの形を作り、腿の付け根に添える

鼠径部
腿の付け根から上体を倒していきます。

3.手を乗り越えるようにして、上体を前に倒す

屈曲
腿の付け根と頭で引っ張り合って、背中を伸ばしましょう。

4.頭を床の方へ下げ、両腕で腿裏を抱える

ハグ
お腹と腿を近づけます。

5.余裕があれば、足裏で床を押して、お尻を天井の方へ持ち上げていく

ウッターナ
膝は伸びきらなくてもOK!

▼動画で動きをチェック▼

股関節からの動き、意識できたでしょうか?手を床につけることよりも、『膝』『股関節』を曲げることにフォーカスして取り組んでみてくださいね。

ライター/のぐち かなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義(RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。Instagram:@kaacyan123

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