体が硬い人がいきなりストレッチするのは逆効果？ストレッチやヨガ前に行うべき3ステップ

ステップ２：さする・揺らす

筋肉がガチガチに硬くなっている時は、いきなりストレッチをしても体はすぐには緩んでくれません。まず、全体的にさすったり、揺らしたりして緩める準備をしてみましょう。強くこすらず優しくさするだけでも、リンパや血液の循環がよくなるので、少しずつ緩んできますよ！手をこすり合わせ、温めてからさするのもポイントの一つです。揺らす場合は、まず軽くジャンプを繰り返し、全身を緩めることからスタートしてみましょう。固まっている部分に気づいたら、手で摘まんで揺らすなど、部分的なアプローチを！

ステップ３：深呼吸する

緊張が解けてきたら、最後は呼吸です。固まっている時には浅くなりがちな呼吸も、体が緩むと自然に深くなるものです。新鮮な空気を体いっぱい吸い込み、隅々まで届けましょう、吐き出す時は呼吸で滞りやいらない物を洗い流すように丁寧に。心地よい深呼吸が、緊張を解放する最後の仕上げになりますよ。

心の柔軟性も高めよう

３つのステップで筋肉が緩むと、ストレッチやヨガの効果が高まり、少しずつ柔軟性が高まってきます。柔軟性は体を動かしやすくなると共に、ケガの予防にもなります。ヨガだけでなく他のスポーツも更に楽しめるようになるでしょう。そして何よりも、体が緩んだことで心にも柔らかさやスペースが生まれ、精神的なゆとりになります。体の柔軟性は心の柔軟性も高めるはたらきがあるのです。「体が硬い…」その悩みが解消されると、ヨガも楽しめ結果的に心も豊かになるなんて、「ダブルで嬉しい！」そう思いませんか？

ライター／須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得／フェイシャルヨガTT／骨盤底筋トレーニングヨガTT／リストラティブヨガTT／陰ヨガTT／NARDアロマアドバイザー／yuica日本産精油スペシャリスト

Instagram:@reiyoga.reikosudo

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