3つのエネルギー:オージャス、テジャス、プラーナとは?アーユルヴェーダで内側から輝きを得る方法

 3つのエネルギー:オージャス、テジャス、プラーナとは?アーユルヴェーダで内側から輝きを得る方法
Cara Brostrom
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③オージャス

健康的な食事と日常生活に注意を払い、体と心両方のエネルギーレベルを鋭く意識することで、オージャは高まります。プラーナやテジャスと異なり、オージャスは物質です。牛乳のエキスとして抽出されるクリームのように、オージャスは消化の最終産物であり、全てのダートゥ(組織)に栄養が行き渡った時に生成される活力と免疫の本質です。

チャンカラ・サンヒター(アーユルヴェーダの医学書)によれば、オージャスは「体の栄養クリーム」また「全ての生き物をリフレッシュさせる」と言います。オージャスははちみつのように栄養の蜜であり、少量を生産するにもたくさんの食べ物と消化日数が必要です。消化と代謝が行われる家庭で、残りの栄養が次の組織層へと送られる以前に少量のオージャスが各組織層へと放出されます。これは、各組織に免疫力と強さをもたらします。食品からの生産に30日を要する精製された最終製品は、全身の活力と長寿のために使われるべきオージャスを使うという結果を招きます。定期的にそういった食生活を続けてオージャスを浪費したり、消化によくない食物や体を作るには不十分な食事を常食したりすることは寿命を短くします。無理をすると回復に一ヶ月を要します。豪快な暮らしぶりをしているとオージャスを完全に焼き尽くすことを覚えておきましょう。定期的に十分な休息と回復のための時間をとることは、強い免疫と真の活力を促進します。自然エネルギーの低下を感じ始めたら、常に前進するのではなく、休憩してオージャスを守りましょう。

オージャスを整えるプラクティス:オージャスミルク

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デーツ(ナツメヤシの実)、アーモンド、牛乳は、最終的にオージャスを生み出す栄養を含んでおり、(十分消化が行える限りは)貴重な物質です。これらの食材を混ぜて温かいスムージーにしたものを通常オージャスミルクと呼びます。

ケイト・オドネルさんの著書「The Everyday Ayurveda Guide to Self-Care」(© 2020 by Kate O’Donnell)から引用。写真:Cara Brostrom、Shambhala Publications, Inc.から許可を得て転載しています。

ケイト
「The Everyday Ayurveda Guide to Self-Care」

教えてくれたのは…ケイト・オドネルさん
ケイト・オドネルさんはアーユルヴェーダの料理本3冊(The Everyday Ayurveda Guide to Self-Care、The Everyday Ayurveda Cookbook: A Seasonal Guide to Eating and Living Well and Everyday Ayurvedic Cooking for a Calm、Clear Mind: 100 Sattvic Recipes)の著者である。彼女はアメリカ国内の認定アーユルヴェーダプラクティショナーであり、アーユルヴェーダのスクールAyurvedic Living Instituteの創設者でもある。また、認定アシュタンガヨガのインストラクターとしてボストン、ポートランド、メイン州でヨガの指導を行っており、毎年勉強のためにインドを訪れている。詳しい情報はこちら:kateodonnell.yoga

ヨガジャーナルアメリカ版/「How to Get a Natural Glow, the Ayurvedic Way

 

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By KATE O’DONNELL
Translated by Hanae Yamaguchi



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