「感じたままの自分を、肯定していい」HIKO KONAMIさんがサウンドバスを通して伝えたいこと

 「感じたままの自分を、肯定していい」HIKO KONAMIさんがサウンドバスを通して伝えたいこと
Sound Bath/EAT PLAY WORKS
君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-08-29
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―――最後に、HIKOさんからサウンドバスの魅力や悩みを抱える人々にメッセージをお願いします。

日本人は結構考えすぎていたり、正解を求め過ぎていたりします。みんなが納得するような正解が欲しい、決して間違いたくない、というような傾向が強いと感じるんです。なので“自分の感じたままでいいんだ”というのがもっと増えたらいいのにと思います。短時間でいっぱいこなすことが良いと言われがちですが、まずは自分のことをもっと知るのが大事だと思うんです。ただひたすら無理をし続けながらやるというのでは、結局のところ生産性は上がらないですし、ちゃんと休息をとって、自分を見つめ、ケアする時間もとっていかないと…。周りの人の意見に翻弄されてしまうのではなく、自分自身のための時間をもっと大切にしてほしいなと思います。

今は人が集まるのはなかなか難しい状況ではありますが、いつかぜひ一度実際のサウンドバスを体験しに来ていただきたいですね。今、簡単にYouTubeやアプリでリラグゼーションの音楽を流すことはできますが、それらは音源を圧縮してしまうので可聴域も実はけっこう狭くなってしまうんです。機械から流す音楽だと、実際のその音の豊かな周波数がカットされてしまうので、本当の音を自分の耳で聴くほうが体や心に浸透していきます。 “こう感じるべき”だとか“こうあるべき”という正解はないので、サウンドバスでは“ただ感じたままの自分を肯定する”そんな時間を過ごしていただきたいと思っています。

Profile

HIKO KONAMIさん

サウンドセラピスト、ヨガインストラクター。
幼い時から仏教の教えを受けて育ち、家庭では音楽とともにある日々を送る。2005年に渡米し、NY大学でボランティアとして音楽療法に携わる。2012年、ヨガ指導者の資格を取得しヨガインストラクターとしての活動を開始。2013年、New York Open Center 『Sound and Music Institute』にて音楽を体系的に学び、NYを中心にサウンドセラピスト、ヨガインストラクターとして活動。数々のメディテーションイベントに登壇する。2019年に帰国。拠点を日本へ移し、イベントや企業にてサウンドバス、サウンドメディテーションを提供している。Instagram:@hikokonami

取材協力:EAT PLAY WORKS

2020年7月に広尾にオープンした、食とウェルネスとワークカルチャーが融合した新スポット。「食べて」「遊んで」「仕事して」がコンセプトで、1階と2階がレストランフロア、3階と4階が、EAT PLAY WORKSメンバーとそのゲストのみが利用できるメンバーズラウンジ。5階と6階がルームメンバーのみ利用可能なプライベートオフィスになっている。Hikoさんのサウンドバスメディテーションは、4階のラウンジで開催(メンバー以外も参加可能)。

ライター/君嶋瑠里
ヨガインストラクター(RYT200)/F-Rピラティスインストラクター(BI) ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、フィットネスクラブ、公共施設にてヨガやピラティスを指導。フィットネスクラブでの活動が多数。機能改善やボディメイクについて勉強中。Instagram:@ruripirarucu

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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