POSE & BODY
体のなかの不安やトラウマを解放する7つのポーズ
広告
「15歳の私を見舞ったあの事故に、もしなにかいい面があったとすれば、それは私がほかの人の持つトラウマに大いに共感できることです。それが大きなものであれ、小さなものであれ、生徒たちがした辛い経験を共感的に理解することができます」彼女は本の中でそう記している。
「ときどき、私には生徒たちの体のどこにトラウマが残ってしまっているかが、分かることがあります。そういうときにはそれを和らげ、取り除くことが来出るようなシークエンスを考え出すようにしています。トラウマは緊張として、不安として、あるいは病気として現れてくることがあります。トラウマと結びついている場所としてよくあるのが、骨盤、横隔膜、喉、あご、ハムストリング、それに肩と首です」
トラウマをため込んでいる7つの場所 + 解放するためのポーズ
私たちはイーに頼んで、彼女の本からポーズをいくつか勧めてもらうことにした。トラウマをため込んでしまっている場所のそれぞれについて、それを解き放つことができるようなポーズになっている。これらのポーズは「私たちが自分の体にため込んでしまった過去の痕跡や、動きの妨げとなっているものからの自由」を得るのを手助けしてくれる。
1. 骨盤
合せきのポーズ(バッダコナーサナ)
合せきのポーズは、別名コブラのポーズとしても知られている。このポーズは骨盤をゆるめるのに大いに役立つ。人は脅威を感じたときに骨盤を閉じる傾向がある。本当に危険な状況のときには、人間はアドレナリンを必要とする。しかしそうした状態がデフォルトになってしまうことがあり、そうなると非常に疲弊させられる。このポーズは腰を楽にし、5分、10分といったある程度長い時間でも、安全に姿勢を保つことができる。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
広告
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く