POSE & BODY
体のなかの不安やトラウマを解放する7つのポーズ
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2. 横隔膜
池のポーズ(タダガーサナ)
横隔膜にある固さは、パニックから生じたものとして考えられる。池のポーズをとって体を伸ばすことで、腹腔を伸ばし、横隔膜が動きやすくなるように胸を拡げることができる。呼吸が自由にできるようになると、神経系が静まり、絶望感を感じにくくなる。
やってみよう
仰向けになり、両脚を伸ばす。両方の腿を床に押しさげる。胸郭を腰から離すように動き、胴を長く伸ばす。腕を頭の上に挙げて、真っ直ぐ伸ばす。腹部が吸引される感触、「池になった」という感触を得られるまで、腕を上に向かって強く伸ばす。
3. 喉
上向きの犬のポーズ(ウールドゥヴァムカシュヴァーナーサナ )
人間の喉は、何か言わなければならないことを思いとどまって言わずにいると固まってしまう(「喉に何かがつかえたような」という表現もある)。上向きの犬のポーズは、脚の力と、脊椎で描くきれいなアーチの力とを使って、大地からの浄化のエネルギーを取り入れ、喉をふさぐかたまりを流し去る。
4. あご
獅子のポーズ(シムハーサナ)
あごの関節は、顎関節と呼ばれ、きわめて強い力を持つ。これは衝動や欲望を我慢しようとするときに固まる傾向がある。(ここでは顎関節の重い症状ではなく、感情的な要素による症状をあつかう)あごが固まってしまうと、腰も同時に固まってしまうことが多い。凍り付いたような感覚を覚えるほどだ。獅子のポーズで、口を大きく開け、息を吸い込みながら舌を限界まで突き出すことで、あごが完全に開く。これはあごに蓄積された緊張をとりのぞくのに役立つ。
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