体のなかの不安やトラウマを解放する7つのポーズ

 体のなかの不安やトラウマを解放する7つのポーズ
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5. ハムストリング

トラウマ
ピラミッドのポーズ(側面を強く伸ばすポーズ)

ピラミッドのポーズ(側面を強く伸ばすポーズ)
人は誰しも、いやな感情や恐怖の感情から「逃げる」ことにたいして罪悪感がある。ハムストリングは、こうした「闘うか、逃げるか(ファイト・オア・フライト)」というメカニズムの重要な一部分を担っている。人間はハムストリングに悲しみをため込んでいるのだと言う人もいる。悲しみは現在に至るまで、人間の感情のなかでもっとも難しい感情のひとつである。ピラミッドのポーズは、ハムストリングをゆるませ、同時に拮抗筋である四頭筋を収縮させる。

6. 肩

トラウマ
アーム・スウィング

アーム・スウィング
責任を負いすぎると、肩が緊張してコンクリートでできているのではないかというくらいに固くなることがある。腕と肩を動かすことで、こうした緊張を解すことができる。私の父方の家族はイタリアの出身だが、イタリアの人たちは腕は心の表れだということをよく分かっている。

やってみよう
山のポーズ(ターダーサナ)で立ち、腕を振り上げたり振り下ろしたり、左右に振ったりする。

7. 首

トラウマ
頭立ちのポーズ(サーランバシールシャーサナ)

頭立ちのポーズ(サーランバシールシャーサナ)
人間の頭部は平均3.5〜4.5kg程の重さがある。頭を支えるという仕事は、かなりの重労働なのである。たいていの人間は、脚や骨盤から動くのではなく、頭を胴体の前方につきだしている。これが歪みを生み出す原因となっている。頭立ちのポーズでは、体と頭が一直線上にくるようにしなければならない。頭立ちのポーズは、首の筋肉を強化すると共に、全身のアライメントを改善してくれるのだ。体を逆さまにすることは、新しい視点の発見にもつながる。頭立ちをふくむ倒立のポーズでは、しっかりと集中し、今という時間にとどまり続けなければならない。結果的に、未来のことをあれこれ案じたり、過去に起きたことにこだわったりしていられなくなる。

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Text by JENNIFER D'ANGELO FRIEDMAN
Translated by Miyuki Hosoya



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