心と体を整えるズッキーニとじゃがいもの重ね煮:レシピと美味しく食べきるためのアイデア3つ
野菜中心の、健康的な食生活を送りたい。そう思う人は少なくないでしょう。だけど実際は、忙しくて自炊もままならない、あるいは、自炊しようと野菜を買ったのにうまく使い切れずダメにしてしまう...そんな経験をした方も少なくないのでは?今回ご紹介するのは、野菜本来の美味しさを引き出しそのパワーを取り入れられる「重ね煮」という調理法です。決して難しくない、だから続けられる、そんな素敵な調理法を連載形式でご紹介します。
ビタミンカラーの色鮮やかな野菜が店先に並びだすと、夏を感じて胸が開かれるような、何かわくわくするような感じがしませんか?そんな夏野菜のなかでも僕が特に好きなのは、ズッキーニです。
もう日本でも初夏の野菜として定着してきましたね。ズッキーニといえばラタトゥイユに入っていて、「お店でしか食べたことがない」という方も多いかもしれませんが、ご家庭でもとっても調理しやすい万能食材です。見た目はキュウリのような質感ですが、かぼちゃの仲間だそうです。
加熱して調理するイメージがありますが、塩もみして食べてもとてもみずみずしく、シャキシャキとした食感が爽やかさを与えてくれます。その食感を残すために、重ね煮もさっと短い時間で調理するのがいいですね。
緑と黄色の色相性はとても良いので、ぜひ2色買ってお皿の上をコーディネートしてみてください。食卓が明るくなり、梅雨で重くなりがちな心身にふわりとした軽さを与えてくれると思います。
そしてちょっと珍しいですが、おすすめはとても可愛い形の『丸ズッキーニ』。見た目はマスクメロンのようですが、切れば真っ白な果肉が現れて、加熱すればとろっとろっの食感に。皮もシャキシャキとしていてそのまま美味しくいただけます。こちらも見つけたら、試してみてくださいね。
今回は、身体を緩める作用があるじゃがいもと合わせて、軽やかさを出す重ね煮にしていきます。
ズッキーニとじゃがいもの重ね煮
材料と重ねる順番
- にんじん........100g 細目千切り
- 玉ねぎ........150g 千切り
- ズッキーニ........300g 5mm幅カット
- じゃがいも........150g 2〜3mmイチョウ切り
- きのこ........100g スライス
※分量は目安です。作りやすい量でおつくりください。
作り方
- きのこ→じゃがいも→ズッキーニ→玉ねぎ→にんじんの順に鍋に入れて重ね、弱火で加熱します(にんじんが一番上になるように重ねます)。
- 7分ほどしたら蓋を開け、じゃがいもに火が通り柔らかくなったのを確認できたら、優しくかき混ぜて出来上がり。
ワンポイント
にんじんやジャガイモなど、加熱に時間がかかるものは細目に切って重ね煮時間を短めにすると、ズッキーニのシャキシャキした食感が残って美味しくいただけます。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く