活力を高めて心身を満たす|ズッキーニの炒め煮【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう♯8】
アーユルヴェーダは、古代インドで5千年以上も前に、人々の健康を守り、病気をなくし、長生きできるように説いたインドの伝承医学で、現代の様々な医学や治療法に影響を与えたと言われています。そんな、アーユルヴェーダの叡智を簡単に取り入れられるレシピを岡清華さんが連載形式で教えてくれます。
アーユルヴェーダとは
ココロとカラダを自分自身で整えるレシピとしてご紹介する「アーユルヴェーダ」は生命の科学という語源からきた世界三大伝統医学の一つです。まさに人生を快適に、より幸福に生きる為の”生活の知恵袋”のようなもの。アーユルヴェーダで自身の体質、そして今の状態を観察し、自分自身を理解することで心身の整え方が手に取るように分かるようになってきます。最新の情報が溢れ続ける今の時代だからこそ、自分に合ったライフスタイルを知り、選択する力を磨くことで心身の健康や幸福感を感じやすくなります。最古の伝統医学の知恵を現代の生活に取り入れ、エネルギー満ち溢れる毎日を過ごしましょう!
第8回でご紹介するのは、MY BOWLの4つの質の中の1つ「重い(甘味を含む)野菜」についてです。
今回紹介するのは…ズッキーニの炒め煮
前回まで連続してご紹介した「穀類」「たんぱく質」「苦味のある野菜」の記事をお読みいただいた方はおさらいです。
穀類、いわゆる米のように自然な甘さの糖質は、滋養を高め、心身に栄養を与える食べ物 ”オーグメンティング” と呼ばれ、心も体も落ち着かせ、幸福感と満足感を感じることができ、活力を高めてくれる質の食べ物だと言われています。
一方、たんぱく質、いわゆる豆、魚、肉等は、上記オーグメンティングとは反対の質、”エクストラクティブと呼ばれます。緑色の葉野菜がもつような苦味や渋みを持ったような食べ物がこれに値し、デトックスの効果を持つと言われています。
今回のテーマと同じ質である甘みを多く含んだ ”オーグメンティング”については、「スイートポテトスープ」と「ポタージュスープ」でもご紹介しましたね。
今回は、今の夏の時期にぴったりのオーグメンティングの野菜、ズッキーニを使用した簡単で消化に優しい炒め物のレシピをご紹介します。
材料(2人前)
・ズッキーニ…1本
・生姜…少々
・コリアンダーシード …小さじ1/4
・ターメリック…少々
・岩塩 …適量
・ココナッツオイル…小さじ1/2(またはお好きなオイル)
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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