腸内環境を整える「煮小豆」【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう♯6】
アーユルヴェーダは、古代インドで5千年以上も前に、人々の健康を守り、病気をなくし、長生きできるように説いたインドの伝承医学で、現代の様々な医学や治療法に影響を与えたと言われています。そんな、アーユルヴェーダの叡智を簡単に取り入れられるレシピを岡清華さんが連載形式で教えてくれます。
アーユルヴェーダとは
ココロとカラダを自分自身で整えるレシピとしてご紹介する「アーユルヴェーダ」は生命の科学と言われています。まさに人生を快適に、より幸福に生きる為の”生活の知恵袋”のようなもの。アーユルヴェーダで自身の体質、そして今の状態を観察し、自分自身を理解することで心身の整え方が手に取るように分かるようになってきます。最新の情報が溢れ続ける今の時代だからこそ、自分に合ったライフスタイルを知り、選択する力を磨くことで心身の健康や幸福感を感じやすくなります。最古の伝統医学の知恵を現代の生活に取り入れ、エネルギー満ち溢れる毎日を過ごしましょう!
第6回でご紹介するのは、このMY BOWLの4つの質の中の1つ「たんぱく質」についてです。
今回紹介するのは…煮小豆
前回「穀類」の記事でご紹介させていただきましたが、米や芋のように自然な甘さの糖質は、滋養を高め、心身に栄養を与える食べ物「オーグメンティング」と呼ばれます。心も体も落ち着かせ、幸福感と満足感を感じることができ、活力を高めてくれると言われています。
今回ご紹介する「たんぱく質」は、オーグメンティングとは反対の質、エクストラクティブと呼ばれます。緑色の葉野菜がもつような苦味や渋みを持ったような食べ物がこれに値し、デトックスの効果を持つと言われています。
たんぱく質類の中でも、豆類を定期的に食生活の中に取り入れることをオススメします。なぜならば、豆は消化の良いたんぱく質を多く含み、食物繊維も豊富。ゆえに善玉菌の味方であり腸内環境も整えてくれるとされているからです。(腸内環境との関わりに関しては ひよこ豆のディップ「フムス」の記事に詳しく掲載しています)
一方、肉等の動物性のたんぱく質は、悪玉菌のエサとなり腸内環境が乱れやすい。現代のプロテインブームで肉類を意識的に食生活に取り入れている方も多いと思いますが、定期的に動物性でなく、植物性のたんぱく質、豆類を摂取する習慣を作ってみてはいかがでしょうか?
今回は、日本人にも馴染みがあり、簡単に手に入る小豆を使った
暑い季節のおやつにもぴったりなレシピを紹介します!
材料(4人前)
・乾燥小豆 …1カップ
・岩塩…少々
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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