消化力が落ちる梅雨に!手軽に栄養補給「豆のクレープ」【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう ♯3】

 消化力が落ちる梅雨に!手軽に栄養補給「豆のクレープ」【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう ♯3】
Sayaka Oka
岡清華
岡清華
2019-05-24

アーユルヴェーダは、古代インドで5千年以上も前に、人々の健康を守り、病気をなくし、長生きできるように説いたインドの伝承医学で、現代の様々な医学や治療法に影響を与えたと言われています。そんな、アーユルヴェーダの叡智を簡単に取り入れられるレシピを岡清華さんが連載形式で教えてくれます。

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アーユルヴェーダとは?

自身を整えるレシピとしてご紹介するアーユルヴェーダは生命の科学と言われています。まさに人生を快適に、より幸福に生きる為の知恵袋のようなもの。アーユルヴェーダで自身の体質、そして今の状態を観察し、自分自身を理解することで心身の整え方が手に取るようになっていきます。様々な最新の情報に溢れ続ける時代だからこそ、自分に合ったライフスタイルを知り、選択することで心身の健康や幸福感を感じやすくなります。この最古の伝統医学の知恵を生活に取り入れ、エネルギー満ち溢れる感覚を感じてみてください。

第3回は、春から夏へまたぐ梅雨のシーズンにもぴったりな手軽に作れて栄養バランスも摂れるドーサの紹介です。

今回紹介するのは…ドーサ(豆と米のクレープ)

ドーサ
ドーサ

梅雨の時期は、一年の中でも最も日照時間が長く、湿度も高く、心身の消化力が弱まると言われています。なんとなく梅雨の時期には疲れが取れにくかったり、元気が出づらいという方も多いのではないでしょうか?

皆様ももうお分かりの通り、この湿気、重いといった要素はカファの水の性質です。そして夏に向けて気温が上がってくると蒸し暑さを感じるピッタの火の要素が強くなり。台風の季節がやってくるとヴァータの要素が人体にも作用してきます。

消化力も減退しやすい時期は、感情も不安定になりやすく、食事を作ることや食べることへの気持ちが億劫になりやすいです。簡単で作りやすく手軽に豆と米の良いバランスで、消化に負担をかけない形で栄養補給のできるドーサの生地を作り置きしておくことができると、食べ物に対する迷いも軽減できますよ!

春から夏にかけてのこれからの季節は非常に気象も変化しやすくなりますので、より一層自己観察とセルフケアが必要になってきます。心と身体両面からしっかり土台を整えて環境の変化に左右されない心身を今のうちに手に入れましょう。

材料(6~7枚分)

・バスマティライス(タイ米、ジャスミン米や白米でも良い)1/2cap
・ひきわり緑豆(ムング豆、もしくはレンズ豆やひよこ豆など他豆でも良い)…1/3cup
・玉ねぎ…1/2個
・黒胡椒、岩塩 少々
・(すりおろした生姜や、野菜、スパイスを少々加えても良い、)
・ギー(他オイルでも良い) …適量

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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