活力を高めて心身を満たす|ズッキーニの炒め煮【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう♯8】

 活力を高めて心身を満たす|ズッキーニの炒め煮【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう♯8】
Sayaka Oka
岡清華
岡清華
2019-08-02
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作り方

1. 生姜はすりおろし、ズッキーニは輪切りにしておく。

2. フライパンにオイルを温め、コリアンダーシードを加え、香りが出てきたら生姜を加える。

3. 生姜の水分が少し飛んだら、ズッキーニを加え、ターメリック、岩塩を加えて炒める

4. 全体が馴染んできたら、少々水を加えて蓋をしめて、火を止めて蒸し煮にする。

5. 粗熱が取れたら、器に盛り付けて完成。

これから夏本番、本格的に熱い季節になってきました。アーユルヴェーダを少しでもご存知の方はすぐにお分かりになるかと思いますが、夏の季節は、とにかく熱い=ピッタという火のエネルギーが強まります。

外気の暑さに負けてついつい冷たいものを食べてしまう機会や氷入りの飲み物、アイスクリームなどが喉を通りやすくなりますし、スタミナをつけなければ!と、辛いもの、酸っぱいもの、味付けが濃いものを選びがちな夏の季節。

実は一年の中で最も消化力が低下する季節だと言われています。その理由は上記の通り、刺激的な飲食によって内臓の冷えや疲労につながり、消化力の低下 を招いてしまうのです。

熱中症になる原理でわかり易い通り、夏は身体の内側にこもった熱を外に出さなければいけないので、単純に温度が冷たいもの、という訳ではなく、身体の内側を冷やす要素のある「冷性」の質を持つ食べ物を選択することをオススメします。

身体の熱を冷ましてくれる味としては「甘味、苦味、渋味」。夏にゴーヤなどを食べる習慣は理にかなっているのですね。

反対に身体の熱を高めてくれる味は「辛味、塩味、酸味」。夏の時期やピッタ体質の方は特にこの味の摂取過多に注意をしましょう。

ライター/岡清華さん
1993年生まれ、兵庫県出身。ファッション誌のモデルとして活動しながら、大学在学中に管理栄養士資格を取得。その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ中で、全米ヨガアライアンスを取得、ハワイにてSUPYOGA資格を取得。Vegan,Organic,Ayurvedaをコンセプトに、飲食店や個人でのケータリングサービスにて料理提供を経験した後、会員制ヨガスタジオで、ヨガクラス・栄養指導を行ない「腸」に特化したフード開発、レシピ監修、イベントなどの企画、運営を行なった。独立後、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人が最も輝くベストな心身を知り、持続させること」をコンセプトにしたスタジオSUPER8studioの運営、その他イベントやアーユルヴェーダに付随する各事業を進めている。Instagram:@okasayaSUPER8studio(デイリーのヨガクラス以外にセミナーやイベントを開催中)、Sayaca Oka LINE@  (登録者限定のお得な情報やイベント開催のお知らせを配信中)

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