夏野菜の重ね煮:レシピと美味しく食べきるためのアイデア3つ

Nao Yamada

夏野菜の重ね煮:レシピと美味しく食べきるためのアイデア3つ

山田直
山田直
2020-08-09

野菜中心の、健康的な食生活を送りたい。そう思う人は少なくないでしょう。だけど実際は、忙しくて自炊もままならない、あるいは、自炊しようと野菜を買ったのにうまく使い切れずダメにしてしまう...そんな経験をした方も少なくないのでは?今回ご紹介するのは、野菜本来の美味しさを引き出しそのパワーを取り入れられる「重ね煮」という調理法です。決して難しくない、だから続けられる、そんな素敵な調理法を連載形式でご紹介します。

ようやく長い梅雨が明け、暑い日差しの季節に入ってきました。夏野菜も最盛期を迎えてますが、早いものではもう終わりのものも出てきています。湘南エリアもとうもろこしはそろそろ最終収穫に入るとか。

そんな短い夏の貴重な旬を余すところなく味わうために、今回は夏野菜勢揃いの重ね煮をご紹介していきます。

重ね煮
photo by Nao Yamada

まとめて買ったトマト、収穫をたくさん頂いたナス、ピーマンなど、冷蔵庫の旬をかき集めて重ね煮にしてみましょう。それぞれの野菜からでた旨みがトマトの水分と絡み合い、ちょっと驚くくらいの濃厚な料理へと変わっていきます。

できた重ね煮は、まずは塩だけで食べてみてください。あまり余分な味付けの必要がないことがよくわかると思います。それから思い思いにアレンジを楽しんでくださいね。

冷蔵庫の大掃除も兼ねて、夏の重ね煮をたっぷり作っていきましょう。

夏野菜の重ね煮

材料と重ねる順番

  • にんじん‥‥‥100g(小さめの乱切りに)
  • 玉ねぎ‥‥‥‥150g (1cmスライス)
  • かぼちゃ‥‥‥150g(1.5cm角切りに)
  • とうもろこし‥1本(削ぎ落とし)
  • ピーマン‥‥‥150g( 1.5cm角切り)
  • なす‥‥‥‥‥200g(乱切り)
  • きのこ‥‥‥‥100g(スライス)

作り方

①鍋底に一つまみ軽く塩を振り、きのこ➝なす➝ピーマン➝とうもろこし➝かぼちゃ➝玉ねぎ➝にんじんの順に鍋に入れて重ねてから蓋をして、極弱火で加熱します。

②20~30分位でいい香りが立ってきたら蓋を開け、にんじんに火が通り柔らかくなったのを確認できたら、優しくかき混ぜて出来上がり。

③ガラスや琺瑯などの保存容器に移して、冷めたら冷蔵庫で保存する。

夏野菜 重ね煮 
photo by Nao Yamada

美味しくするワンポイント

材料は全て揃える必要はありません。冷蔵庫にある夏野菜を活用していきましょう。きゅうりやオクラ等も入れることができます。

重ね煮を美味しく食べきるためのアイデア

重ね煮はそのまま食べてももちろん美味しいですが、様々な料理に取り入れることで変化がつき、飽きずにいただけます。だし無しで味噌汁や、スープ、炒め物の具材などとしても使えます。

夏野菜の重ね煮アレンジ①夏野菜スープ

夏野菜 重ね煮 スープ
photo by Nao Yamada

重ね煮と水、塩だけで驚くくらい簡単に濃厚なスープができてしまいます。温製・冷製どちらでもOK。少量のしょうゆで香りをつけて、滋養たっぷりの夏野菜を堪能してください。

夏野菜の重ね煮アレンジ②素麺カッペリーニ 

重ね煮 カッペリーニ 夏野菜
photo by Nao Yamada

オリーブオイル、塩、重ね煮を混ぜ合わせソースを作ったら、よく水を切ったそうめんに混ぜ合わせて爽やかな冷製麺に。塩昆布などのアクセントも合います。

夏野菜の重ね煮アレンジ③ピザ

夏野菜 ピザ
photo by Nao Yamada

ピザ生地にトマトソースを塗り重ね煮をのせ、チーズを振ったら焼くだけ。ボリュームたっぷりで目にも鮮やか。疲れた心身が喜ぶ夏野菜ピザです。

まとめ

たくさんの種類の野菜で重ね煮をしていくと、自分の想像を遥かに超えて美味しくなる時があり、何度もやっていても初めて食べたときのように感動してしまいす。

それはひとえに調和の力だと思います。

それぞれが本来もつ力が調度良く引き出された時、心がその琴線に触れてふっと和む。

そのために大切なことは、それを無理矢理引っ張り出したり、自分の思うままにコントロールしすぎないこと。重ね煮では、弱火でゆっくり加熱していくことで、繊維を無理に壊すことなく旨みをじっくり引き出していきます。

そして、途中でかき混ぜたりしない。

自分の思う理想、ゴールはあるとして、それを叶えるための努力は惜しまずするとして、あとはそれが自然に流れていくのを、手を加えずにただ観ていくことができるかどうか。

そんな一見無為なことが、自分という小さなものを超えて大きな源流へと繋がっていく流れを起こす。すると、流れ着いた先の想像しえなかった景色に感動する。ヨガと一緒ですね。

多くの人が、先の見えないが不安から流れをコントロールしたい、安全な着地点を知りたいと思っている今。そうである自分がいるんだなということにも気づきながらも、いい悪いとジャッジをすることもなく、無理にかき混ぜることもなく、自然な流れを探していきたいですね。

丁寧に、切って重ねてあとは委ねる。そんな重ね煮がきっと、今の自身に必要な探求をサポートしてくれると思います。是非試してみてくださいね。

ライター/山田直

ヨガ講師・自然食料理人。ヒツジナヨガ主宰。福岡県博多出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了 Instagram@hituji_nao 

RELATED関連記事

All photosこの記事の写真一覧

重ね煮
夏野菜 重ね煮 スープ
夏野菜 重ね煮 
重ね煮 カッペリーニ 夏野菜
夏野菜 ピザ
夏野菜の重ね煮:レシピと美味しく食べきるためのアイデア3つ
facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する