旬の根菜で健康作り置き|れんこんの重ね煮|レシピと美味しく食べきるためのアイデア3つ

 旬の根菜で健康作り置き|れんこんの重ね煮|レシピと美味しく食べきるためのアイデア3つ
Nao Yamada
山田直
山田直
2020-11-13

野菜中心の、健康的な食生活を送りたい。そう思う人は少なくないでしょう。だけど実際は、忙しくて自炊もままならない、あるいは、自炊しようと野菜を買ったのにうまく使い切れずダメにしてしまう...そんな経験をした方も少なくないのでは?今回ご紹介するのは、野菜本来の美味しさを引き出しそのパワーを取り入れられる「重ね煮」という調理法です。決して難しくない、だから続けられる、そんな素敵な調理法を連載形式でご紹介します。

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レンコンの重ね煮 

今月の重ね煮の主役は、れんこん。泥水の中で育つれんこんは、より多くの酸素を取り込むために空洞ができています。この形は、肺が呼吸するための作りと似ていますね。東洋では、その機能が呼吸器系に良いと言われ、喉や咳のお手当に使われています。れんこん飴なんかも美味しいですよね。 胃や腸にも優しく、食物繊維たっぷりで滋養満点。秋から冬にかけて是非食べていきたい食材です。 

レンコン
photo by Nao Yamada

今回は、僕も良く作るベジ麻婆豆腐やれんこんハンバーグ・アレンジを紹介いたします。粗みじん切りにした重ね煮は食感が良く、旨味もたっぷり出ますので、お肉なしでもかなり満足いくおかずに変身できます。鶏ガラスープの素や添加物に頼らず無添加。栄養と食物繊維たっぷりの重ね煮です。 

レンコンの重ね煮
photo by Nao Yamada

材料と重ねる順番 

  • れんこん‥‥‥‥‥‥‥200g 粗みじん切り 
  • にんじん‥‥‥‥‥‥‥80g   みじん切り 
  • 玉ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥150g   粗みじん切り 
  • きのこ‥‥‥‥‥‥‥‥100g   粗みじん切り 
  • 差し水‥‥‥‥‥‥‥‥ 50cc 

作り方 

①鍋の底にひとつまみ塩を振り、きのこ➝玉ねぎ➝にんじん➝れんこんの順に鍋に入れて重ねてから差し水をして蓋をし、極弱火で加熱する。 

②10〜20分位でいい香りが立ってきたら蓋を開け、にんじんに火が通り柔らかくなったのを確認できたら、優しくかき混ぜて出来上がり。 

③琺瑯などの密閉性のある保存容器に移して、冷めたら冷蔵庫で保存する。 

美味しくするワンポイント 
野菜はゴロゴロした粗みじん切りにする事で、ひき肉が入っているような、食べ応えのある食感に仕上がります。にんじんだけ火が入りにくいので、細かいみじん切りにして仕上がり時間を合わせましょう。 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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