マットの外でもヨガを!初心者にもできるヨガライフの始め方

 マットの外でもヨガを!初心者にもできるヨガライフの始め方
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須藤玲子
須藤玲子
2020-01-02
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1.呼吸からの学び

呼吸は慌ただしく移り変わる心を静め、穏やかに整えます。普段の生活の中でも、緊張や、イライラ、何かに振り回されて落ち着かない時、または気持ちにスイッチを入れたい時には、ヨガの呼吸法が役立ちます。スタジオで習ったヨガの呼吸法を思い出してみましょう。2~3分だけでも十分です。お腹で呼吸を感じる腹式呼吸は緊張やイライラが気になる時に!胸で呼吸を感じる胸式呼吸は集中したい時、やる気を出したい時にぴったりです。

2.アーサナ(ポーズ)からの学び

数えきれないぐらいたくさん存在するアーサナ(ポーズ)にも、生活を豊かにする要素がたくさん含まれています。例えば体の軸を強くするバランスポーズは、自分軸をしっかりと持つ事、体だけでなく心にも強さが必要であることを教えてくれます。また、チャレンジポーズでは、忍耐力、集中力を高め、難しいと思えることにも、挑戦する勇気を与えてくれます。そして、初心者が最初に学ぶ基本のポーズでも、何事も基本をおろそかにしてはいけないこと、簡単なことほど実は奥深く、丁寧に行うべき!そんな重要なことを教えてくれているのです。

3.ヨガの教えからの学び

ヨガの教えは「ヨーガ・スートラ」というヨガの教科書の中に書かれた事を元に伝えられてきました。インストラクターの何気ない話の中にもその教えが多く含まれています。例えば、他人だけでなく自分のも大切にするというヨガの教えは、健康やエコへの意識を高めることに繋がります。口にするもの、身に着けるもの、日常で使うもの、生活の中の様々なところに影響をあたえます。インストラクターの身に着けている物が、ヨガの教えに従い選ばれたものだった!そんなこともよくあるケースです。食事に気を遣ったり、環境に優しいものを意識して使う人が多いのも、ヨガの教えに従った自然な流れなのでしょう。自分も他人も環境も大切にして生きること、それもヨガライフの一部なのです。

自分だけのヨガライフを

ヨガを始めたばかりのころは、ポーズを覚える事に必死で、考え方や生活にまで意識が向かないかもしれません。最初はそれで大丈夫。気にせずに、思いっきりポーズを楽しみましょう。徐々に慣れてくると、いろいろなところに目を向ける余裕が出てくるはずです。少しずつでいいので、スタジオで学んだことを一つ一つ日々の生活の中に落とし込んでみましょう。自分だけのヨガライフを作ること、想像しただけでもなんだかワクワクしませんか?

ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にフィットネスクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、オフィス出張など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと同様にアロマを伝える活動も行なっている。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト/Instagram:@reiyoga.reikosudo

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