人前で上手に話すテクニック|緊張を和らげるためのコツ

 人前で上手に話すテクニック|緊張を和らげるためのコツ
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いよいよ本番、どんなに準備をしてもある程度の緊張は残ります。当日にできるリラックス方を試してみましょう。

身体をほぐす

緊張すると身体がこわばり、結果として言葉がうまく出てこなくなったり、あがりやすくなるなどネガティブな状況が生まれやすくなります。それがさらに焦りの原因になるという連鎖を避けるために、なるべく柔軟で緩んだ身体をつくっておくのが良いでしょう。まだ誰も来ていない部屋や舞台袖、トイレなどの人が少ない場所で、前屈、後屈、ひねり、伸び、表情筋のマッサージ、唇を震わせるなど、できることをやってみましょう。呼吸が深くなり話しやすくなります。

慣れた物を使う

普段着慣れていない服は居心地を悪くさせます。TPOに合わせつつ、自分のリラックスできる馴染んだ格好がオススメです。道具も同様で、新しいものを使う場合は練習を重ねた後の方が失敗を防げます。また、練習する際は、なるべく当日に近い状態で実施しましょう。

上虚下実を意識する

立っている場合でも座っている場合でも、足元を意識することが大事です。両足をしっかりと地面に着け、上半身がフラフラしないようにしましょう。立って話す場合は、少し足幅を広げて立ち、そこから根が生えて上半身が固定されるイメージで立つと安定しやすくなります。最初にゆっくりとした余裕のある挨拶ができるとそのペースが保ちやすくなり、その後の動きが自然になります。

頼れる場所をつくる

「緊張してきたな」「頭が真っ白になった」などと感じたら、机や発表台など、予め決めておいた場所につかまって安定感を思い出すことができます。

「エンジェル」を探す

どんなときにも一人ぐらいは、自分が話している最中に視線が合い、頷いてくれる人がいるものです。私たちはそういう人を「エンジェル」と名付けることがありますが、まずはその人だけに話しかけることを意識することで余裕が生まれてきます。親しい人に真ん中に座ってもらい、その人に向けて話すということでも良いでしょう。

これまでよりも緊張しないで話せるようになったり、プレゼンテーションが怖くなくなったりすると良いですよね。何度も繰り返し練習することで少しずつ慣れていきます。参考になるものがあればぜひ試してみてください。

ライター/佐藤彩有里

国家資格キャリアコンサルタント/バルーン・コンサルティング代表/プレゼンテーション協会理事/高輪こころのクリニックカウンセラー/MBTI®認定ユーザー/龍村ヨガホリスティックヘルスコンサルタント
企業での社内・社外相談や個人向けキャリアコンサルティングで多くの方の悩みに寄り添っている。

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