ストレッチしても緩まないガチガチ股関節をほぐす!【簡単3分】股関節リセットエクササイズ
「毎日ストレッチしているのに、股関節がちっとも柔らかくならない」。40代を過ぎた頃から、そんな股関節のガチガチ感を感じ始める女性が増えてきますが、一生懸命ストレッチしているのに変わらないと「もう年齢のせいかな」と諦めたくなりますよね。でも、実はその股関節の硬さは、意外にも「呼吸」が原因かもしれません。呼吸が浅くなると、股関節の奥にある大切な筋肉まで一緒にこわばってしまうのです。そこで今日は、伸ばす前にゆるめる、簡単3分でOKの股関節リセットエクササイズをご紹介します。
股関節が硬くなる本当の原因は奥にひそむ「かくれ筋肉」
股関節をやわらかくしたいと思うと、多くの方は開脚やあぐらのポーズで股関節そのものを開こうとがんばりますよね。もちろんそれも大切ですが、40代以降の何をしても変わらない頑固な硬さの本当の原因は、もっと深いところにある可能性があります。
そのカギを握るのが、背骨の前から股関節までを結ぶ大腰筋(だいようきん)というインナーマッスル。体の奥にひっそりとある「かくれ筋肉」で、股関節の動きを内側からコントロールしている、とても大切な存在です。
ところが大腰筋は、長時間座っているとまるで縮んだゴムのようにギュッと固まってしまう性質があります。デスクワーク、スマホ、車の運転。気づけば一日の大半を座って過ごしている現代の私たちの大腰筋は知らないうちに縮こまり、股関節の動きを内側からブレーキしてしまいます。
つまり、表面のストレッチをどれだけ頑張っても、奥の大腰筋が縮んだままでは股関節は緩みにくいため、硬さの正体はあなたの頑張り不足ではなかったのです。
大腰筋をゆるめるカギは「呼吸」
では、この奥深くにある大腰筋はどのようにすれば緩むのでしょうか。
ここで登場するのが呼吸です。大腰筋は、呼吸をする時に動く筋肉=横隔膜(おうかくまく)とすぐそばで隣り合い、連動して動いています。深い呼吸をすると横隔膜が大きく上下に動き、その動きが隣にある大腰筋にも伝わって、内側からやさしくマッサージしてくれます。硬い筋肉を無理に引っぱるより、ずっとやさしく、そして効果的です。
呼吸が浅い人ほど大腰筋も一緒に固まってしまいます。逆を言えば、呼吸を深めるだけで股関節はちゃんと応えてくれる可能性があるということです。しっかり呼吸をすることで、
● 大腰筋のこわばりが内側からほどける
● 息を吐くと体がリラックスモードになり、筋肉が緩みやすくなる
● お腹に空気がたっぷり入ると骨盤が安定して、股関節が安定して動かせる
このような嬉しい効果もあります。
「伸ばす前に、まず呼吸でゆるめる」順番を変えるだけで股関節は変わる
股関節ケアで大切なのは、「伸ばす」より先に「ゆるめる」ことです。硬い筋肉を無理に引っぱると、体は「これ以上伸ばされたら危ない」と防御反応を起こして、かえって力を入れてしまいます。痛いのを我慢して伸ばすほど、実は逆効果になっていることもあるのです。
だからこそ、順番が大切。まずしっかり呼吸をすることで奥の大腰筋にアプローチして、内側からふわっと緩め、その後で軽く動かす。この「呼吸→ストレッチ」の順番に変えるだけで、同じ動きでも股関節の反応に変化が見られるかもしれません。運動が苦手な方、体が硬いと感じている方こそ、この順番を知っていると変わります。
股関節の柔軟性がアップする横隔膜リセット&大腰筋リリース
股関節の硬さは、年齢のせいでもあなたの頑張り不足のせいでもありません。呼吸が浅くなることで、股関節の奥の筋肉が一緒にこわばってしまう、ただそれだけのことです。そこで今回は、たった3分でOK!の簡単なエクササイズを紹介します。
「伸ばす前に、まず呼吸でゆるめる」。と順番を変えるだけで、股関節はちゃんと応えてくれます。1日3分でOK!お布団やマットの上、寝る前のリラックスタイムなどにゆっくりと行うのがオススメです。ぜひ試してみてくださいね。
STEP1:仰向け横隔膜呼吸
<やり方>
1)仰向けになり、膝を立て、脚は腰幅くらい広げる
2)片手を胸、もう片手をおへその下に置く
3)鼻から3秒息を吸って、下のお腹がふわっと膨らむのを感じる
4)口から6秒かけて、風船をしぼませるようにゆっくり息を吐く
5)3)と4)を5〜8回ほど繰り返す
呼吸をする時、動くのはお腹がメインで胸は動かなくてOK。「うまくできない」と思っても、意識するだけで少しずつ変化がありますよ。
STEP2:膝抱え
<やり方>
1)仰向けのまま、両膝を抱える
2)息を吸いながら膝を胸から少し離し、息を吐きながら胸に近づける
3)呼吸に合わせて、5〜8回行う
膝を胸に引き寄せる時、力で引き寄せようとせず、腕の力を抜いて呼吸にまかせるだけで十分です。
STEP3:ハーフランジ・ブレス
<やり方>
1)右膝を床、左足を前にドンと立て、片膝立ちになる。片膝立ちで膝が痛い方は、柔らかいマットやタオルを敷いてください
2)骨盤を軽く前に出し、右脚の付け根がじんわり伸びるところで止まる。この時、無理に伸ばそうとしないでOK。肩に力が入らない、体が倒れない、反り腰にならないよう注意して
3)その姿勢のまま、お腹の呼吸(STEP1で行った呼吸法)を4回行う。呼吸のたびに「空気が股関節の奥まで届く」とイメージしながら呼吸を深めましょう
4)反対側も同じように行う。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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