股関節の内側を心地よく伸ばす!内転筋をゆるめる片脚ストレッチ
デスクワークや長時間の座り姿勢が続くと、股関節まわりに硬さを感じることはありませんか。特に太ももの内側にある「内転筋群」は、普段意識して伸ばす機会が少ない筋肉です。今回は、片脚を横へ伸ばした姿勢で体を斜め前へ倒し、内ももをじんわり伸ばすストレッチをご紹介します。股関節まわりを無理なく動かしたいときや、運動前後のコンディショニングにも取り入れやすいエクササイズです。
内転筋群は、股関節を安定させる重要な筋肉
太ももの内側には、長内転筋・短内転筋・大内転筋・薄筋・恥骨筋などからなる内転筋群があります。これらは脚を体の中央へ引き寄せる働きを担うほか、立位や歩行時に股関節を安定させる役割も果たしています。
日常生活では完全に脚を閉じる動作は多くありませんが、立っているときや歩いているときにも内転筋群は活動しています。同じ姿勢が続いたり、運動量が減ったりすると、股関節の内側に硬さを感じることがあります。このストレッチでは、片脚を横へ伸ばした姿勢をとることで、内転筋群が自然に伸ばされやすくなります。
体を斜め前へ倒すことで、内ももの伸びを感じやすくなる
脚を横へ開くだけでも内転筋には伸張が加わりますが、骨盤からゆっくり前へ傾けることで、さらに内ももの伸びを感じやすくなります。このとき意識したいのは、背中を丸めて手を遠くへ伸ばすことではなく、股関節から体を前へ倒すことです。
骨盤が前へ傾くことで、内転筋群へ無理のないストレッチがかかりやすくなります。また、左脚を伸ばしている場合は、左斜め前へ体を倒すことで、左の内転筋群へより意識を向けやすくなります。可動域には個人差があるため、床へ手をつけることを目標にする必要はありません。内ももが心地よく伸びる位置で止めることが大切です。
呼吸を止めずに行うことが、筋肉を伸ばすポイント
ストレッチ中に息を止めてしまうと、体に余計な力が入りやすくなります。自然な呼吸を続けながら行うことで、股関節まわりの緊張を和らげ、内転筋群もリラックスした状態で伸ばしやすくなります。左右で伸び方に違いを感じることもありますが、硬い側を無理に深く伸ばそうとする必要はありません。
その日の体の状態に合わせて、心地よい範囲で続けることが、股関節の柔軟性を維持するためのポイントです。
内転筋ストレッチのやり方
1. 左脚を横へ伸ばしてしゃがむ
右膝を曲げてしゃがみ、左脚を真横へ伸ばします。左膝とつま先はできるだけ同じ方向へ向け、左脚は無理のない範囲で伸ばしましょう。
2. 左斜め前へ体を倒す
背中を丸めるのではなく、股関節から体を左斜め前へゆっくり倒します。左の内ももに心地よい伸びを感じたところで自然な呼吸を続け、反動をつけずにゆっくり戻ります。左右それぞれ行いましょう。
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