腰痛とポッコリお腹、原因は同じ?胸と骨盤のズレを〈同時に整える〉腰リセット呼吸法
年齢を重ねるごとに「いつも腰が重だるい」「下腹だけがポッコリ出てきた…」と悩んでいませんか?そのお悩み、体力のせいではなく「胸郭(肋骨)」と「骨盤」の位置のズレが原因かもしれません。そこで今回は、仰向けの姿勢で今すぐできる、理学療法士直伝の「腰リセット呼吸法」をご紹介します。
ポッコリお腹&反り腰セルフチェック
まずは、日常生活で以下のようなサインがないか確認してみましょう。
● 仰向けに寝ると、腰の下に手のひらがすっぽり入る隙間(反り腰)がある
● 立っている時、無意識に下腹を前に突き出す姿勢になっている
● タイトなズボンを穿くと、おへその下あたりだけポコッと乗ってしまう
これらに当てはまる方は、胸郭と骨盤のバランスが崩れている可能性があり、ポッコリお腹&反り腰になりやすい状態と言えます。
本来、胸郭と骨盤が上下でまっすぐ向かい合っていると、お腹を包むインナーマッスルが自然と働き、深い呼吸ができます。しかし、腰が反って胸郭が開き骨盤が前に傾くと、お腹の筋肉が引き伸ばされて力が入りません。その結果、内臓が前に押し出されて「ポッコリお腹」になり、腰への負担も一気に増えてしまうのです。
この状態で無理な腹筋運動を行うと、かえって腰を痛める悪循環に陥ります。
40代からは「みぞおち」と「おへその下」の距離を意識して
ポッコリお腹を解消しよう!と様々なエクササイズを取り入れている方も多いかと思います。しかし、前述のように、胸郭と骨盤のバランスが崩れたまま運動をすると、腰痛などを引き起こす可能性が。
積極的にエクササイズを取り入れる前に、まずは普段の生活で少し意識を変えるだけで、お腹と腰の負担をグッと減らしましょう。
ポイントは「みぞおち」と「おへその下」の距離を縦に長く保つ意識を持つことです。デスクワークや家事の最中、背中が丸まって「みぞおち」と「下腹」の距離が縮まっていませんか?逆に、姿勢を良くしようと腰を反らせすぎても、この距離感は崩れてしまいます。
みぞおちとおへその下の距離を、縦にすーっと長く保つイメージを持つだけで、上に開きがちな肋骨と傾いた骨盤の向きが、自然とまっすぐ揃います。お腹の奥に薄く力が入り、腰にかかる負担がその場で軽くなりますよ。
寝たまま1分でOK!骨盤と胸の向きを整える「腰リセット呼吸法」
今回ご紹介する呼吸法を夜寝る前などに行い、骨格の位置関係をリセットしましょう!
<やり方>
1)両膝を立てて仰向けに寝ます。腰の下に手を差し込み、床との隙間を確認しましょう。
2)手のひらに骨盤が当たるイメージで、骨盤を後ろにゴロンと傾け、腰の後ろの隙間をゆっくり埋めます。これで胸郭と骨盤がまっすぐ向かい合います。
2)手と骨盤が触れたまま隙間を埋めた状態をキープし、鼻から吸って口から吐く、ゆったりとした深い呼吸を行います。
腹筋する前に、まず「骨格の向き」を呼吸で揃えよう
ポッコリお腹を凹ませたい時、つい激しい運動を選びがちですが、骨格がズレたままでは効果が出にくくなります。まずは寝たまま1分で良いので、胸と骨盤の向きを揃えて「腰リセット呼吸法」を行ってみてください。呼吸が深くなりインナーマッスルが目覚めるため、下腹がスッキリして腰痛予防にもつながります。
頑張る運動を一度お休みして、骨格を正しい位置に戻す心地よさを体感してくださいね。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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