原因は「背中のガチガチ」かも?40代からのしつこい腰痛&ポッコリお腹解消エクササイズ
「毎朝、腰が痛い」「気がつくと反り腰」「お腹がポッコリ出ている」そんなお悩みを抱えていませんか?40代以降の女性を悩ませるこれらのトラブル。その原因は実は、「背中のコリ」かもしれません。そこで今回は、運動が苦手な方でもできる、背中ほぐしエクササイズをご紹介します。
ポッコリお腹の原因は「背中が動かないこと」
「太ったわけじゃないのにお腹が出る」という場合は、お腹を引き締めようと腹筋をしたりしがちです。しかし、理学療法士の視点から見ると、注目して欲しいのは背中(胸の裏側)の硬さです。
スマホやパソコンを見る時間が長い現代の生活では、背中や肋骨まわりが驚くほどガチガチに固まりやすくなっています。背中の骨格がロックされて動かなくなると、体は代わりに腰を過剰に反らせてバランスを取ろうとします。これが、大人の女性に多い反り腰の正体。反り腰になると骨盤が前に傾くため、腰の筋肉が常に引きずられてしつこい腰痛を引き起こします。そして、動かすべきお腹まわりの筋肉がうまく動かせず、ポッコリお腹を招いてしまうのです。
また、40代を過ぎて「腰痛が慢性化してきた」と感じると、多くの人が腰をマッサージすると思いますが、これもまた背中の筋肉が十分に動かせていないことが原因のケースもあります。
さらに、背中の筋肉がガチガチだと胸まわりが広がりにくくなり、自覚のないまま呼吸が浅くなっています。呼吸が浅いと血流が滞り、痛みの物質が腰に溜まりやすくなるため、何をしても治らない頑固な腰痛を引き起こしてしまいます。
腹筋や筋トレは逆効果?理学療法士が「まずは背中をほぐすこと」を勧める理由
「体型改善や腰痛解消のために、きつい筋トレをしなきゃ」と焦る必要はありません。むしろ、土台である背中が硬く、腰が反ったまま無理に腹筋などの運動をすると、かえって腰痛を悪化させる原因になります。
大切なのは、硬くなった背中や肋骨まわりのスペースを広げて、骨格本来の柔軟性を取り戻してあげることです。
今回ご紹介するエクササイズを行うと、背中がふんわりと緩み、頑張りすぎていた腰の負担が減り、反っていた腰が自然と正しい位置に戻ります。骨盤が起きるため、押し出されていたお腹もすっきりと収まります。
それと同時に、胸まわりが広がることで自然と深い呼吸ができるようになります。深い呼吸は自律神経を整えて血流を良くし、ガチガチだった腰まわりの筋肉を内側から緩めてくれるため、頑固な腰痛解消への一番の近道になるのです。
【たった1分】背中をゆるめてぽっこりお腹解消!背中ほぐしエクササイズ
今回ご紹介するエクササイズは椅子に座ったままでもできる簡単なものです。ポッコリお腹や腰痛にお悩みの方は、ぜひやってみてくださいね。
<やり方>
1)床または椅子にリラックスして座り、胸の前で両手の指を組みます。
2)息を吐きながら組んだ手と胸を遠ざけるように離していき、背中を丸めます。目線はお腹(おへそ)に向け、背中を心地よく丸めましょう。
3)背中を丸めたままの姿勢で、体を左右に優しく揺らします。
4)背中が緩むのを感じたら、息を吸いながらゆっくりと元の姿勢に戻します。
このエクササイズのポイントは、
● 呼吸は止めない
● 丸まって伸びている背中(特にブラジャーの紐が当たるあたり)に、空気をたっぷりと届けるイメージで
● 肩の力は抜いておく
これらを意識して、エクササイズを行いましょう。
「ポッコリお腹や腰痛の原因が、腰ではなく背中の硬さにあったなんて」と驚いた方も多いのではないでしょうか。運動が苦手な方こそ、痛む腰を無理に動かすのではなく、まずは1日数回、ガチガチになった背中に空気を入れるように優しく揺らしてあげてください。背中がほぐれると、反り腰が自然とリセットされ、気づけば「あ、腰がラク」「呼吸がしやすくて気持ちいい」という快適な体に変わっていくはずです。
あなたの体の土台を整える背中ほぐしエクササイズ。ぜひ今日からの新習慣にしてみてくださいね。
▼ 詳しくやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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