ポッコリお腹の正体はパカッと開いた肋骨!【呼吸するだけ】下腹スッキリエクササイズ
ダイエットを頑張っているのに下腹だけどうしても凹まない…、しっかり寝たはずなのに、朝から体が重だるい…。そんなお悩み、実はあなたの努力不足や運動不足が原因ではないかもしれません。本当の原因は、意外にも胸の下にある「肋骨(あばら骨)」の向きにあることが多いのです。今回は、運動が苦手な方こそ知っておきたい、身体の土台について解説します。
あなたの体、「蓋の開いたペットボトル」になっていませんか?
私たちの体幹は「密閉されたペットボトル」に例えられることがあります。本来、私たちの体は、肋骨(上側の蓋)と骨盤(底)がまっすぐ向き合っていることで、中には程よい圧力が保たれ、お腹を内側からキュッと引き締めてくれています。
ところが、姿勢の崩れや生活習慣などで肋骨がパカッと外向きに開いてしまうことがあります。これをリブフレアと呼びます。蓋が開いたペットボトルを想像してみてください。中の圧力が逃げてしまうため、いくら腹筋を頑張っても、内臓を支える力が働かずにお腹がポッコリと前に出てしまいます。さらに、土台が安定しないせいで腰に過度な負担がかかり、慢性的な腰痛を引き起こす原因にもなるのです。
「浅い呼吸」が疲れとイライラの原因に
肋骨が開くと見た目だけでなく、呼吸の質が劇的に落ちてしまいます。肋骨の内側には、呼吸の主役である横隔膜という筋肉があります。肋骨が開くとこの横隔膜がうまく動けなくなり、代わりに肩や首の筋肉を使って一生懸命に空気を吸おうとします。
これが、いわゆる肩呼吸です。肩呼吸は脳にとって「今はピンチだ!戦え!」という緊急事態のサイン。常に交感神経がスイッチオンの状態になり、寝ても疲れが取れなかったり、些細なことでイライラしやすくなったりする「戦闘モード」から抜け出せなくなってしまうのです。
1分でできる!「隠れリブフレア」セルフチェック
自分の肋骨がどうなっているか、まずは一緒に確認してみましょう。運動が苦手でも、寝たままでも確認できます。当てはまる箇所がある方は、自分のからだの土台を見直すサインかもしれません。
スマホを当てて角度をチェック
みぞおちのところにスマホの角を当ててみてください。肋骨の角度がスマホの角(90度)より広ければ、肋骨が開いている(リブフレア)の可能性があります。
寝た時の「浮き」をチェック
仰向けに寝た時、肋骨がボコッと浮き出していませんか?床と背中の間に大きな隙間がある、お腹より肋骨が上に出ているのも、要注意です。
「吐く力」をチェック
息を「ふーーっ」と限界まで吐ききったとき、肋骨が内側にスッと沈んでいきますか?開いたまま動かないなら、肋骨が開いたまま、固まっている可能性があります。
呼吸するだけ!リブフレア改善エクササイズ
リブフレアを改善するために、きつい腹筋運動は必要ありません。一番の近道は、「肺の中の空気を、細く長く吐ききること」です。
<やり方>
1)鼻から3秒息を吸う
2)口から6秒息を吐く
3)1)2)を繰り返す
余裕がある人は、息を吐き切った後、さらに1〜2秒、肋骨が閉じた状態をキープできると、より効果的です。苦しくなるまで止める必要はありません。
息を最後まで吐きだすと、肋骨は自然と内側に閉じようとします。最初は吐き切った後の「心地よい静寂」を感じる程度から始め、慣れてきたら5秒程度まで延ばすのが理想的です。
<注意事項>
めまいや、息苦しさを感じた場合は、中止して下さい。
呼吸の秒数は目安です。3秒吸って6秒で吐くのがつらいと感じた場合は、2秒吸って4秒で吐くなど心地よく感じる秒数で行ってください。
一日に数回、まずは寝る前だけでも「全部吐き出す」練習をするだけで、横隔膜が動き出し、身体のスイッチがリラックスモードに切り替わります。激しい運動の前に、まずは自分の体の土台を整える呼吸を味方にしましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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