下腹ぽっこりの原因は「肋骨パカーン」?ねじり方ひとつで土台から整えるエクササイズ
「お腹を引き締めたいのに、なぜか下腹だけぽっちゃり…」そんな時は、頑張り方ではなく、整え方を見直すサインかもしれません。見直してもらいたい原因の一つが、肋骨が開いたままの状態、いわゆる「肋骨パカーン」です。ねじり方を少し工夫するだけで、体の土台からやさしく整えていくことができます。
「肋骨パカーン」とは?
「肋骨パカーン」とは、肋骨が前や横に開いたままの状態を指します。
一つの目安になるのが肋骨下角です。肋骨下角とは、肋骨の下部の角度のことを指し、70度~90度程度が正常とされています。この角度が開きすぎている状態はリブフレアとも呼ばれ、筋力不足などにより、肋骨が重力に逆らえず前方や横方向にパカーンと広がってしまいます。
本来、肋骨は息を吸う時に広がり、吐く時に内側へ戻る動きを繰り返しています。ですが、この戻る力がうまく働かないと、開いたままのポジションで固定されやすくなります。その結果、肋骨の下の方が前に突き出たり、ウエストラインがぼやけたりといった変化につながります。
肋骨と下腹の関係
肋骨が開いた状態が続くと背中が反りやすくなり、そこから腰も反りやすくなっていきます。すると骨盤は前に傾き、お腹は前方に押し出されやすくなります。本来であれば、肋骨と骨盤はバランスよく積み重なり、体幹が安定した状態を保っています。ですが、肋骨が開くことでそのバランスが崩れ、姿勢全体に影響が広がっていきます。
その結果、下腹だけを引き締めようとしても土台が整っていないため、思うように変化が出にくくなるのです。「肋骨パカーン→反り腰→下腹ぽっこり」というつながりです。
体を捻る時、ローラーを使うと良い理由
肋骨を整えるにはねじりの動きが効果的ですが、自己流だと肋骨を開いたままねじってしまうことも少なくありません。
ここでポイントになるのが、体幹の側面にある腹斜筋です。腹斜筋は体をねじる・支える働きとともに、肋骨を内側に引き寄せるサポートもしています。
体を捻る時におすすめなのが、ローラーを使うことです。ローラーがあることでねじる方向にガイドができ、無理に力を入れなくても腹斜筋が自然に働きやすい状態になり、その結果、肋骨が内側に戻る感覚をつかみやすくなります。無理に「締める」のではなく、動きの中で戻る。その感覚をサポートしてくれるのが、ローラーの役割です。
「肋骨パカーン」を土台から整えるエクササイズ
<やり方>
1)四つ這いになり、マットの左端にローラーを縦向きにセット。右手の甲をローラーに添えます
2)息を吐きながらローラーを左へ転がし、右肩を床スレスレまで近づけるようにツイストします
3)息を吸いながら体を起こします。
4)2)と3)の動きを5回~10回を目安に繰り返して、反対側も同様に行いましょう
ポイントは、
● 腰や首に力が入る場合は、動きを小さくする
● ローラーを転がすときにお尻が左へ流れやすいため、骨盤の位置を安定させる意識で
● 肋骨を無理に締めようとせず、呼吸の中で自然に戻る感覚を大切に
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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