【寸胴体型は肋骨が原因かも!?】肋骨パカーンを改善!ローラーで背骨をほぐす「クビレ復活エクサ」

 【寸胴体型は肋骨が原因かも!?】肋骨パカーンを改善!ローラーで背骨をほぐす「クビレ復活エクサ」
getty images
西畑亜美
西畑亜美
2022-04-29

痩せているのにくびれが無い。腹筋しているのに肋骨が出ている。という方も多いのでは無いでしょうか?今回はその原因から紐解き、フォームローラー等を使用して、寝たまま誰でも出来る簡単エクササイズをご紹介します。

広告

肋骨とは?

肋骨とは胸部や内臓をぐるっと囲んでいる骨で、あばら骨とも呼ばれます。左右12本ずつ、合計24本あります。

acイラスト

肋骨の役割とは

内臓を保護する役割

心臓や肺など大切な臓器を守る鎧(よろい)の役目をしています。

呼吸に関与

呼吸は肺だけでするものではなく、肋骨のまわりにある肋間筋や、その奥の横隔膜も使います。息を吸うと肋骨の下にある横隔膜が働くと同時に、左右の肋骨の間が広がり肺に空気を取り込み、逆に息を吐くと左右の肋骨の間が狭くなり息を吐くことができます。

カラダ全体の動きに関与

腕を動かす際も、肋骨が関与しています。例えば、腕を前から上げる時には、肋骨と肋骨の間が広がりように動くため、肋骨が硬くて動かないと、腕を真上まで上げることができません。また背中を丸めたり反ったり、カラダをねじる動きにも、肋骨は関与しています。

肋骨パカーンの原因

①スマホ首やデスクワーク、赤ちゃんの抱っこや授乳で常に猫背姿勢。

②良い姿勢を(胸をはること)意識しすぎた結果、真っ直ぐの背骨に。

→本来の背骨の湾曲が無くなり、背骨がガチガチに固まり、肋骨の可動性悪くなります。そうすると肺も横隔膜も充分に動くことができなくなり、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると、息をしっかり吐きることが難しくなり、肋骨が閉じにくくなります。肋骨が広がった状態では、ウエストの幅も広くなってしまうため、上半身全体が寸胴に見える=太って見える原因に。

逆を言えば、背骨や肋骨の柔軟性が高まり、深い呼吸が出来るようになり、息を吐き切ることができれば、肋骨が閉じて肋骨の幅が狭くなるので、ウエストもキレイにくびれていきます!

くびれ
AdobeStock

ローラーを使った簡単エクサ

1 ローラを肩甲骨の①下〜真ん中にセットする。

自己写真

2 ローラがあたっている箇所を反ったり、丸めたりする。5回ほど繰り返す。

  ローラーの位置を肩甲骨②③に移動させて同様に繰り返す。

  POINT お腹を閉めて、背骨を動かしましょう!

自己写真

3 四つん這いから、両手をローラーにセットして、背骨の上(上部胸椎)を反る。

自己写真

動画を見ながら一緒におこなってみましょう!

 

広告

AUTHOR

西畑亜美

西畑亜美

ヨガインストラクター 様々なヨガのスタイルを学び、筋膜リリースやピラティスのメゾットを合わせて、スタイルが気になる女性のボディメイクから柔軟性を高めたいプロスポーツ選手からも定評がある。 武蔵小杉&aヨガ主宰。オンラインサロン&a運営。 1000人規模のイベントでも講師担当。雑誌や動画メディア監修、モデル出演など活動の幅を広げる。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

acイラスト
くびれ
自己写真
自己写真
自己写真
【寸胴体型は肋骨が原因かも!?】肋骨パカーンを改善!ローラーで背骨をほぐす「クビレ復活エクサ」