夏バテ・だるさ・違和感【疲れがピークの女性へ】呼吸法が効く|心と体を整える「片鼻呼吸」

夏バテ・だるさ・違和感【疲れがピークの女性へ】呼吸法が効く|心と体を整える「片鼻呼吸」
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中村優希
中村優希
2026-08-06

「朝起きても疲れが残っている」「暑さでぐっすり眠れない」「常にイライラしている」「体は疲れているのに気持ちが休まらない」。このような不調を感じる人は、特に夏に増えてきます。夏は暑さだけでなく、冷房による冷えや屋外との温度差、寝苦しさなどにより、自律神経が乱れやすい季節。その結果、疲れが抜けにくくなったり、体だけでなく心まで余裕を失ってしまうのです。そんな時こそ取り入れたいのが、左右の鼻から交互に呼吸をする「片鼻呼吸法」です。

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夏は自律神経が乱れやすい季節

私たちの体には、体温や呼吸、血圧などを無意識にコントロールしてくれている「自律神経」があります。自律神経には、活動や緊張を担当する「交感神経」と、休息や回復を担当する「副交感神経」があり、この2つがバランスよく働くことで心身の健康が保たれています。しかし夏は、体に負担がかかる要因が多く、自律神経が休む暇なく働き続けています。

夏が体に負担を与える理由

・暑い屋外と冷房の効いた室内を何度も行き来する
・寝苦しく睡眠の質が低下する
・冷たい飲み物や食べ物が増える
・暑さで体力を消耗する

上記のような理由が蓄積して、疲れが抜けない、だるい、眠りが浅い、頭がぼんやりする、イライラしやすい、集中力が続かないといった不調が表れやすくなるのです。

呼吸が浅いと疲れがとれない

忙しい時やストレスを感じている時、無意識に肩へ力が入り、呼吸が浅くなっています。呼吸が浅いと、心も体も緊張した状態に。夏は暑さを感じるだけでストレスになるため、呼吸が浅くなりやすい季節。意識的に呼吸をコントロールしてリラックスを心がけましょう。

深い呼吸は気持ちのリフレッシュにも

呼吸に意識を向けることは、頭の中を巡る考えごとやモヤモヤから少し離れ、「今、この瞬間」に意識を戻しやすくなります。気持ちをリフレッシュしたい時や心を整えたい時にも、呼吸法はおすすめです。

呼吸を整えることは、自分を整えること

疲れている時ほど、「もっと頑張らなきゃ」と自分を奮い立たせていませんか? でも、本当に必要なのは、もうひと頑張りではなく、立ち止まって呼吸を整える時間かもしれません。

私たちの心と体はつながっています。呼吸が浅いと体は緊張しやすくなり、心にも余裕がなくなってしまいます。反対に、ゆっくり呼吸をすると、肩の力が抜け体がゆるみ、心も少しずつ落ち着いていきます。

左右の鼻と自律神経の関係

ヨガでは古くから、左右の鼻はそれぞれ異なるエネルギーと関わっていると考えられてきました。左の鼻は心身を落ち着かせるエネルギー、右の鼻は活動するエネルギーと関係するとされ、一般的には、

・左鼻からの呼吸は、副交感神経
・右鼻からの呼吸は、交感神経

と関連づけて説明されることがあります。今回は、夏の疲れや緊張をやさしくリセットすることを目的としているため、左鼻から呼吸を始める片鼻呼吸法をご紹介します。

夏バテ対策にオススメ「片鼻呼吸法」

① 楽な姿勢で座り、背筋を伸ばします。

② 右の親指を右の小鼻に、薬指と小指を左の小鼻に添えます。

片鼻呼吸
photo by Yuki Nakamura

③ 右の鼻を軽く押さえ、左鼻からゆっくり息を吐き、吐ききったら同じ左の鼻から息を吸います。

片鼻呼吸
photo by Yuki Nakamura

④ 薬指で左鼻を閉じ、右鼻からゆっくり息を吐き、吐ききったら再び右の鼻から息を吸います。

片鼻呼吸
photo by Yuki Nakamura

⑤ 3〜5セットほど、無理のない範囲で繰り返しましょう。

⑥ 親指で右鼻を閉じ、左鼻からゆっくり息を吐きます。

片鼻呼吸
photo by Yuki Nakamura

<ポイント>

・肩や顔の力を抜く
・鼻を強く押さえない
・吸う時間より吐く時間の方を長くする
・苦しくなったら自然な呼吸に戻る
・鼻づまりがある時は無理をしない

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片鼻呼吸
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