原因は背骨にあった【首こり・腰痛・猫背・反り腰】をまとめて改善!脊椎の動きをしなやかにするストレッチ
ヨガのレッスンの際、生徒さんから「首のこりを治したい」「定期的に腰が痛くなる」「猫背や反り腰が気になる」といった相談を受けることがあります。こうしたからだの不調は、「脊椎(背骨)」のカーブのバランスが関係していることがあります。脊椎は、ゆるやかなS字カーブを描いていることが理想的です。しかし、普段のからだの使い方から、カーブのバランスが崩れてしまっている人が多いのが現実。こちらの記事では、脊椎を支える筋肉のバランスを整え、しなやかな動きを取り戻すヨガポーズをご紹介します。
「脊椎」は首から腰まで連携している
人間の脊椎(背骨)は、首の部分にある7個の「頚椎」、胸から背中の部分にある12個の「胸椎」、腰の部分にある5個の「腰椎」、仙椎・尾骨が連なってできています。それぞれ役割は異なりますが、個別に働いているわけではありません。チームとして連携しながら、頭を支えたり、からだを動かしたり、姿勢を保ったりしています。
S字カーブ保てていますか?
本来、脊椎は、横から見るとゆるやかなS字カーブを描いています。このカーブがあることで、歩いたり走ったりしたときの衝撃を吸収し、からだへの負担を軽減しています。しかし、長時間のスマートフォン操作やデスクワークでの前屈み姿勢、運動不足による筋力の低下、脚を組むなどのからだの癖などが原因で、脊椎のバランスが少し崩れているかもしれません。カーブが崩れると、一つの部位だけではなくほかの部位まで影響を受け、姿勢の乱れや体の不調にまでつながってしまいます。
脊椎のカーブバランスが崩れると起こること
・頸椎
頚椎は、前弯することで、頭の重さを支えたり、衝撃を緩和しています。そんな頚椎のカーブが浅くなると、頭が前へ突き出した「ストレートネック」の状態に。首や肩のこり、頭痛の原因へとつながります。
・胸椎
胸椎は、ゆるやかに後弯することで、重力などからの衝撃をやわらげたり、疲れにく姿勢を維持することができます。しかし、後弯が大きくなると、背中が丸まりやすくなり、猫背や巻き肩に。胸も開きにくくなり、呼吸が浅くなることもあります。
・腰椎
腰椎は、ゆるやかな前弯をすることで、重心を安定させたり、上半身を支えることができます。腰椎の前弯が大きくなると「反り腰」に、後弯してしまうと「猫背」の原因となります。
以上のように、それぞれ役割は異なるものの、頚椎・胸椎・腰椎はつながっています。どこかのバランスが崩れると、他の部位に負担がかかってしまいます。肩こりや腰痛などのからだの不調を改善・予防するためには、脊椎全体をしなやかに動かし、本来のバランスを取り戻すことが大切です。
脊椎の動きをしなやかにするヨガポーズ2選
脊椎の動きをしなやかにするために、おすすめのヨガポーズを2つご紹介します。うさぎのポーズは、頚椎と胸椎の動き、キャット&カウは脊椎全体の動きをスムーズにします。
背中をやさしく伸ばす「うさぎのポーズ」
①四つ這いになり、肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにセットしてください。
②両ひじを床に下ろし、指を組みます。頭頂部を床にゆっくりとつけ、後頭部を両手で支えます。
③上半身を少し前に動かし、首の後ろから背中の上部の筋肉を心地よく伸ばしましょう。頚椎には、脳から続く神経が通っているので、無理のない範囲で伸ばしてください。また、しっかりと、両手で頭を支えながら行ってください。
脊椎全体の動きをしなやかにする「キャット&カウ」
①四つ這いのポーズになります。
②骨盤を後ろに傾け、目線をおへそに向け、腰から首を丸くカーブさせます。両手のひらで床をしっかり押して、肩甲骨を左右に開きましょう。
③四つ這いの姿勢に戻ります。
④腰から首を反らします。目線を真正面から斜め上に向けましょう。骨盤を前に傾けると、腰が過剰に反れてしまうので、骨盤の位置は変えずに行ってください。
⑤①〜④の動きを5回ほど繰り返しましょう。
動画で動きを確認したい人はこちら
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