〈股関節のつまり〉原因は股関節の側面にある?脚が30秒で軽くなる股関節「横」ほぐし

〈股関節のつまり〉原因は股関節の側面にある?脚が30秒で軽くなる股関節「横」ほぐし
photo by AdobeStock
伊藤香奈
伊藤香奈
2026-06-29

立ちっぱなし、座りっぱなしで股関節の痛みや違和感、つまり感を感じていませんか?その原因、股関節の前側ではなく「側面」にあるかもしれません。

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股関節の違和感の原因は側面の硬さ

座りっぱなしや立ちっぱなし、長時間の歩行など、同じ動作を長時間繰り返すことで筋肉は疲労していきます。股関節は片脚20個以上の筋肉が関わりながら複雑な動きをしているため、どのような動作であっても股関節を使っている以上、疲労からは逃れられません。

そんな時、鼠径部(そけいぶ)と呼ばれる股関節の前側ばかりを伸ばしたりほぐしたりをしていませんか?実は痛みや違和感の原因は、前側ではなく側面にあるかもしれません。

大腿筋膜張筋
photo by イラストAC

股関節の側面にはいくつかの筋肉の重なりがあります。まず1番外側には大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)と呼ばれる筋肉。この筋肉は膝の動きとも連動しているため、歩く・走る・立つ・座る、どのような動きでも働いており、膝と股関節が連動して働くのに欠かせない筋肉です。特に、膝の外側が痛いという場合は、この大腿筋膜張筋の硬さが原因であることも少なくないと言われています。

小殿筋
photo by イラストAC

大腿筋膜張筋の下にあるのが小殿筋という筋肉は、逆三角形の形をしており、「殿筋」という名前の通り、股関節の側面にありますがお尻の筋肉。小殿筋は骨盤と太ももの骨をつないでいるため、同じく股関節の動きで伸ばされたり縮んだり動きが起こります。

さらに小殿筋のすぐ隣には中殿筋、そして大殿筋とお尻の筋肉が側面から背面に向かって重なってついているため、側面の筋肉の硬さは、お尻の動きにも関連が強いのです。

筋肉は使っていないと硬くなる?

股関節の側面を使っていると意識する場面は、そう多くないかもしれません。そのため、「使っていないのに硬くなるの?」と感じるかもしれませんが、実は股関節の側面の筋肉群は常に使われています。

例えば、歩行時に片脚を後ろに蹴り出して前に運ぶ時、一瞬片脚立ちになりますよね。この片脚立ちでバランスを取っているのが股関節の側面の筋肉。また、立ち姿勢でも体のバランスを取って倒れないように支えているのが側面の筋肉です。つまり、大きく動いているようには見えませんが、骨盤を安定させるために常に細かく働いているということです。

では座り姿勢ではどうかというと、悪い姿勢で長時間座っていると、側面の筋肉群(小殿筋や中殿筋)は不自然な状態で引き伸ばされたり縮んだりしたままになり、筋肉に負担がかかります。また、股関節周囲の筋肉は同じ状態で固定され、血流も低下。そのため、立ち上がる時に関節が上手く働くことができず痛みを感じることがあるのです。

すぐやって!股関節の側面ほぐし

今回は筋膜リリースローラーやフォームローラーを使って股関節の側面のほぐしをご紹介します。ローラー等がない場合は、丸めたタオルでも代用できますのでお試しください。

<やり方>

1)ローラーの上に左側の腰骨を乗せて、横向きに寝る。腕枕をするなど楽な姿勢でOK

2)右脚を体の前について体を支える

3)手足を使って、体を前後に倒したり起こしたり動かしながら骨盤の側面をローラーでほぐす

4)片脚30秒程度行ったら、反対側も同様に行う

側面をほぐすと、一気に脚が軽くなった感覚になり、歩きやすさを感じるでしょう。

▼ 動画で詳しい解説と動きをチェック 

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