寝つきの悪いのは〈股関節のつまり感〉が原因かも?つまりをほどく寝たままラクラクストレッチ
疲れているのに寝つきが悪い、そんな時には体のこわばりが関係していることがあります。つまり感や硬さを感じやすい股関節まわりを意識した、寝る前におすすめの簡単なストレッチをご紹介します。
寝つきが悪い原因は股関節のつまり感?
疲れているのに布団に入ってもなかなか寝つけない、体がどこか落ち着かない。そんな夜が続いていませんか?体の緊張がうまく抜けない状態の原因のひとつが、股関節まわりのつまり感です。股関節は体の中心にあり、脚の動きはもちろん、姿勢を支えたりバランスを保ったりするためにも欠かせない関節です。この部分がうまく動かなくなると、体全体に余計な力が入りやすくなり、リラックスしにくい状態のまま夜を迎えてしまうことに。結果として、寝つきの悪さや浅い眠りにつながることがあります。
股関節のつまり感はなぜ起こる?
股関節につまり感が生まれる原因には、普段の何気ない習慣にあります。長時間のデスクワークや座りっぱなし、脚を組むクセ、片足に体重をかけた立ち方など。こうした動作が繰り返されることで、股関節まわりの筋肉や靭帯が緊張し、動かしづらさが出てきます。さらに、筋肉が硬くなると血流も滞りやすくなり、疲労物質がたまってますます柔軟性が失われるという悪循環に。骨盤や背骨の動きもスムーズにいかなくなり、結果として全身の緊張を高めてしまいます。そのため、日中に疲れをためた股関節まわりをゆるめることは、気持ち良い眠りのために大切です。
つまり感をやわらげる、寝たまま股関節ストレッチ
そこで今回は、寝る前に行う仰向けでの股関節ストレッチをご紹介します。片脚ずつ股関節まわりの筋肉をやさしく緩めて血流を改善し、寝る前のリラックスを促していきましょう。
やり方
1)仰向けに寝る。片脚の膝を曲げて、足裏を反対の脚の太ももの内側につける。膝を横に倒しづらい場合は、曲げた脚の下にクッションなどを入れて負荷を軽減する。
2)股関節まわりや曲げた脚の内ももがじんわり伸びるのを意識しながら、呼吸をゆっくり続けてキープする。
3)終わったら反対の脚でも同じように行う。左右差を感じたら、やりづらかったほうの脚でもう一度行ってみる。
4)最後に両膝を胸に抱えて股関節を軽く閉じ、開いたあとのバランスをととのえる。
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