立ち上がりや歩行時の違和感をスッキリ解消!40代以降におすすめのトカゲのポーズ


「立ち上がる時に股関節が詰まる感じがする…」「歩き始めに違和感がある…」40代以降このような股関節のつまりを感じる方は少なくありません。股関節のつまりを放っておくと、腰痛や膝の負担にもつながります。
40代以降に起こりやすい股関節のつまりとは?
股関節のつまりは股関節まわりの筋肉が硬くなり、関節の可動域が狭くなることで起こります。特に40代以降は筋力低下や運動不足、姿勢のクセなどが積み重なることで筋肉が凝り固まり、関節の滑らかな動きが妨げられてしまいます。
こんな人は要注意!股関節のつまりチェック
● 長時間の座り姿勢が多い
● 運動量が減っている
● 猫背や反り腰
● 立ち座りや歩行時の股関節の動きにが引っかかりを感じる
● 脚を組むクセがある
● 片足重心や偏った姿勢が多い
● お尻や太ももの外側が張りやすい
チェックに当てはまった数が多かった方は、要注意です。
股関節のつまりが引き起こす不調
股関節の可動域が狭くなることで他の関節などに大きな負担をかけ、様々な不調を引き起こします。
腰痛や膝への負担増加
股関節の動きが悪いと歩行時や立ち座りの際に腰や膝に負担がかかり、痛みを引き起こします。また、骨盤が前や後ろに倒れ姿勢が崩れることで腰に負担がかかりやすくなります。
むくみや下半身太り
股関節の動きが悪いと下半身の血流が滞ります。股関節周りやお尻の筋肉が凝り固まることで血流やリンパの流れが滞り、むくみや下半身太りの原因にもなります。
姿勢の歪み・猫背や反り腰の悪化
股関節のつまりが続くとさらに姿勢の崩れを引き起こします。これが猫背や反り腰の悪化につながります。
股関節のつまり改善!トカゲのポーズ
今回ご紹介するのはヨガのポーズ・トカゲのポーズです。トカゲのポーズは股関節を大きく開きながら、太ももやお尻、鼠径部(ももの付け根)の筋肉を深く伸ばすポーズ。股関節の前側や内もも、そしてお尻の筋肉にしっかりアプローチすることで関節の動きを滑らかにし、つまり感を和らげます。呼吸に合わせて行うので、初めて行う方でも比較的やりやすいと思います。
<やり方>
1)四つん這いになる

2)右足を右手の外側に置く

3)息を吸って背中を伸ばし、息を吐きながらお尻を下げて床に近づける
4)息を吸って戻し、呼吸に合わせて30秒ほど繰り返す
5)左脚も同様に行う
股関節のつまり解消のポイントは骨盤を左右に傾けず、まっすぐ前に向け行うこと。そうすることでしっかりと股関節に効かせることができます。お尻は無理に下まで下ろさず、心地良く伸びを感じるところまで下ろせばOKです。
寝る前やお風呂上がりのタイミングで行うと筋肉が温まっているので効果が高まりますよ。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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