【骨盤のゆがみ対策ならこのヨガポーズ】1日1分でOK|姿勢改善もかなう「トカゲのポーズ」
「腰骨の高さが左右で違う」「骨盤が前後に傾いているかも」と感じている人。それは骨盤周りの筋肉バランスが悪くなっているのかもしれません。そんな骨盤のゆがみをそのままにしおくと、さまざまな体の不調の原因になる場合があるので、改善していきましょう。
骨盤がゆがむとは
骨盤のゆがみとは、骨盤についている筋肉のバランスが崩れていることを示します。骨盤自体は骨なのでゆがむことはありませんが、骨盤が前後や左右に傾くことを、「骨盤のゆがみ」と表現する場合があります。
骨盤のゆがみはさまざまな不調の原因に
骨盤周りの筋肉バランスが崩れると、まわりの筋肉に負担がかかるので、腰痛や肩こりなどの不調を招きやすくなります。また、リンパの流れが滞りやすくなるため、冷え性やむくみ、生理痛なども生じやすくなったり、姿勢も悪くなってしまいます。
骨盤のゆがみケアに最適「トカゲのポーズ」
骨盤のゆがみ改善のために毎日続けたいのがヨガの「トカゲのポーズ」。今回は、体が硬い人向けに、ヨガブロックを使ったバージョンをご紹介します。
トカゲのポーズの効果
トカゲのポーズには、以下の効果が期待できます。
・骨盤のゆがみ改善…骨盤まわりの筋肉を伸ばしたり、鍛えたりできるので、筋肉の左右・前後のバランスが整いやすくなります。
・下半身のむくみ解消…股関節を動かすので、リンパの流れが促進させれます。
・冷え性の改善…股関節まわりや硬くなったお尻の筋肉をほぐすことで、血の巡りが促されます。
①ヨガブロックを2個揃えて並べ、その横に左足の裏をつきます。かかとの上にひざがくるようにしましょう。
②両手をヨガブロックの上に乗せ、右脚をまっすぐ後ろに伸ばします。
③伸ばした右脚のひざを床に寝かせ、脚の付け根から前ももの筋肉を伸ばします。背中が丸くならないように、グッと伸ばしてください。
③余裕がある場合は、両ひじをヨガブロックについてみましょう。ヨガブロックの高さは、好みに合わせて2つ重ねたりしてもOKです。
④呼吸をしながら、30秒キープします。反対側も同じように行いましょう。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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